東京餃子通信編集長の塚田です。
錦糸町で人気の大衆中華店「谷記」の支店を御徒町のガード下で見つけたので、仕事帰りに寄り道してみました。
錦糸町の1号店は前々から気になっていたもののまだ訪問できていないので、今回が初「谷記」です。
ちなみに「たにき」とか「やき」ではなく「くき」と読むのが正解。
昼間はランチメニューが充実しているらしいのですが、夜は飲み物セットがお得。
約80種類の料理から一品を選びビールとセットでなんと730円という驚きの価格。
ビールは単品だと422円なので、料理は300円で追加できるというわけです。
選べる料理の中にはもちろん焼き餃子、水餃子もあります。
が、これはかなり単価は安めの方。
単品価格698円のエビチリなども選べます。
牛すじ醤油味炒めに至っては758円と単品価格よりもセット価格の方が安いという逆転現象まで発生していて、ここまでくるとセットを頼まない理由を見つける方が難しいですね。
というわけで飲み物セットで瓶ビールを指定。
銘柄は一番搾りでした。
ピーナッツを小皿で出してくれます。
これは料理が出てくるまでの間のつなぎになるのでうれしいですね。
730円だけで満足できてしまいます。
さて、数多くのメニューの中から飲み物セットの相棒として選んだメニューはというと、、、
はい、当然ながら焼き餃子です。
345円とセットメニューで選べるものの中では最安値クラスですが、餃子は外せないですよね。
お店にとってはかなり優しい客だと思います。
さて、感じの餃子はというと、やや大きめで餡もたっぷり包まれた餃子が5個。
焼き色はやや薄めですがほぼ均一のムラがない焼き目。
やや厚めでモチっとした弾力が感じられる皮です。
もちろん手包み。
ひだのつけ方にばらつきがあるのが、逆に手作りの味があってよいですね。
よく練りこまれてねっとりとした食感の餡が、ふんわりと包まれています。
下味もしっかりしていて、かなりジューシー。
スープを餡に練りこんでいるのだと思います。
お値段の割にちゃんと作られている餃子でまたまた驚きです。
下味がしっかりしているので、タレはお酢だけで十分かなとも思いましたが、ちょっと辛味は欲しかったので今回はラー油も少々足してみました。
お酢をさっとつけると油に膜がはられるので餃子の味がよくわかるようになります。
味付けが濃いめの餃子はこうやって食べるとビールがより進みますよ。
この日は家で夕飯が待ってたので、730円で打ち止め。
たった730円で十分に楽しませてもらいました。
セット注文に回数制限はなさそうだったので、大人数でくれば一人2000円ぐらいでかなり豪華な宴会ができそうですね。
ちなみに食べ飲み放題でも3100円と破格の価格設定。
安すぎて心配になるレベルですが、3100円分食べられる気がしないのも正直なところです。
錦糸町の谷記は24時間営業ですが、御徒町店は11時~24時の営業なので早朝深夜の訪問の際は気を付けましょう。
谷記 御徒町店 (中華料理 / 御徒町駅、仲御徒町駅、上野広小路駅)
夜総合点★★★★★ 5.0