東京餃子通信編集長の塚田です。
テレビ朝日の「裸の少年」という番組で西郷輝彦さんが紹介をしていた餃子がとても美味しそうだったので、餃子の食べ歩き仲間を誘って二子玉川へ来ました。
この日はクリスマス前の最後の日曜日ということもあり、二子玉川駅周辺はクリスマス気分の人たちで溢れかえっていました。
西郷輝彦さんが紹介していた中華料理店「上海」は、高島屋の裏に抜けて246の高架をくぐったところにあります。
駅からは徒歩5分ぐらいです。
お店に着くと、日曜日のお昼時ということもあり満席。
少し外で待つことにしました。
15分ほど待ってようやく店内へ。
家族連れのお客さんが多かったです。
餃子やその他のメニューを一通り注文して、しばらくの間はビールでつなぎます。
瓶ビールはアサヒスーパードライでした。
お腹が空いていたので五目カタヤキソバ注文。
具材が大きく切ってあるのが良いですね。
とても食べ応えがあります。
続いて五目チャーハン。
脂分たっぷりのしっとりと仕上げになっています。
これぞ町中華のチャーハン。
味付けはとてもシンプルですがハムの塩気が良い感じ。
そして真打の餃子たちが登場します。
餃子は、
- 水餃子
- 野菜棒餃子
- 肉餃子
の三種類。
西郷輝彦さんがテレビで紹介していたのは肉餃子です。
せっかく3人で来たので、全種類注文してみました。
まずは水餃子から。
茹でた餃子の上から油淋鶏のタレの様なものがかかっています。
さらにその上にはパクチーが。
彩り鮮やかな水餃子ですね。
餃子の上にかかっているタレにはホタテの干し貝柱が使われている様子。
タレのホタテの旨味とニンニクが印象的。
やや厚めの弾力のある皮を使ったバランスの良い水餃子でした。
タレの風味は強めで、パクチーの爽やかな香りとも合います。
当初価格だけみて5個660円は高めだと思いましたが、とても丁寧に手間をかけて作られていて満足度の高い餃子でした。
続いて野菜棒餃子。
厨房では小さめの鉄鍋を使って餃子を焼いているため、焼き餃子のオーダーが重なると待ち時間は長めになる様子です。
鉄鍋を使って強火でカリッと焼き上げた野菜棒餃子は薄い羽根をまとっています。
皮はやや薄めの皮を使って、棒状に包んでいます。
餡は名前の通りで野菜たっぷりのあっさり系の味付けに仕上げています。
野菜から出る旨味を上手に活かしていますね。
薄めの酢醤油をつけて食べてみました。
カリカリっと軽い食感で、ビールとの相性の良い餃子でした。
ラストは西郷輝彦さんオススメの肉餃子。
こちらも鉄鍋でカリッと焼き上げています。
焼きムラも少なく良い感じに焼けてますね。
肉餃子は三日月型に包まれています。
皮はやや薄めでヒダを深く刻んでいます。
餡は肉餃子といういことで豚肉比率がかなり高くてジューシー。
野菜はキャベツやネギといった定番の具材。
ニンニクもそれほどきつくありません。
肉餃子は下味もしっかりしているのでタレなしでもOK。
薄めの酢醤油をつけて食べても美味しかったです。
こちらはビールのお供にも良いですが、ご飯のお供としても活躍しそうな餃子でした。
3種類の餃子はもちろん、焼きそばもチャーハンにも大満足。
個人的には水餃子が一番気に入りました。
味もボリュームも兼ね備えた町中華の超優等生的なお店なので、家や会社の近くにあると嬉しいですね。
さすが西郷輝彦さんのイチオシでした。
上海 (中華料理 / 二子玉川駅、二子新地駅)
昼総合点★★★★★ 5.0