東京餃子通信

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御茶ノ水の新店「初代葱寅」で葱師が作る奇跡の葱を使った「葱餃子」を食す

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 東京餃子通信編集長の塚田です。

元同僚から誘われて御茶ノ水にラーメン店「初代葱虎」にやってきました。

今年の頭に開店したばかりのラーメン店です。

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山形天童でとれる糖度の高いブランド葱「寅ちゃん葱」を使ったラーメンや餃子を出すお店のようです。

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カウンター6席の小さなお店。

着席をしてからメニューを改めてチェック。

ラーメンも餃子もワンタンも寅ちゃん葱をはじめとして良質な素材にこだわっているそうです。

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餃子が焼きあがるまでの間はビールを伸びながら待ちます。

ビールはハートランド。

つまみはチャーシュー。

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先に初代葱寅肉饅頭をいただきます。

農機のヤンマーが開発したライスジュレを使ったグルテンフリーの中華まんです。

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ゴロゴロっとしたお肉と、大きくカットされた寅ちゃん葱がたっぷりと包み込まれています。

葱は甘くてとろっとろ。

とにかく葱の甘みが印象的な中華饅頭です。

変な辛味や臭みを感じさせずに、長葱独特の甘みが凝縮されています。

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続いて焼き餃子。1人前5個入りを2人前注文しました。10個入りで600円。

にんにくと柚子胡椒が添えられて出てきます。

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焼き色はパリッと焼けていて良い感じですね。 

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皮はかなり薄めの皮です。

機械包みではあるようですね。

店主さんに聞くと、その日の分をお店で包むようにしているとのこと。

ラーメンを仕込みながら、餃子を包んでと、機械を使ったとしても大変な作業だと思います。

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餡は野菜比率が高く軽めです。

パリパリっとやかれた薄皮との相性が良かったです。

葱も沢山使われているのですが、葱の辛味や臭みも抑えめで甘さがしっかりと感じられます。

ほのかに香る生姜の香りも良いアクセントになっています。

 

葱は餃子の定番の具材ではありますが、沢山入れると辛くなるのが難点だったのですが、この寅ちゃん葱はすごいと思いました。

ただし、機械で包むためなのか、葱を細かく刻んでしまっているため、葱寅肉饅頭ほどは葱の存在感をダイレクトに感じることはできませんでした。

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餃子の餡の下味はしっかりついているので薬味だけを追加。

柚子胡椒で辛みと香りを足して食べるのも良かったです。

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餡ににんにくを使っていないため、にんにく風味が欲しい時はスライスにんにくと一緒に餃子を食べます。

青森産の高級にんにくが使われています。

途中でちょっと味を変えるのには良いかもしれません。

 

良質な具材と餡の下味付けで旨みをしっかりと出しながらも、全体的にはあっさりと仕上げていて、さらに途中で軽く味変もできるという、ラーメンのサイドメニューとして欲しいものを詰め込んだ優等生的な餃子でした。

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せっかくなので中華そばもいただきます。

中華そばの「しお」で「極上海老ワンタン」を選択。

こちらで1000円です。

もちろん麺の上には寅ちゃん葱がトッピングされています。

この葱は生で食べても、変な辛みを感じないのがすごいですね。

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海老ワンタンもかなり大きめ。

餃子に勝るとも劣らぬ旨さです。

中身は海老がたっぷり使われていてぷりっぷり。

生姜で香り付けがされていました。

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ラーメン専門店の餃子情報はなかなか入手しにくいので、今回誘ってくれた元同僚には感謝です。

美味しい餃子に出会うことができました。

 

帰宅後調べたらのですが、寅ちゃん葱の生みの親であり「葱寅」の運営会社の代表を務めている「初代葱師」清水寅さんって変わった経歴の方ですね。

農業未経験から努力を重ねて今までにない糖度21.6度の葱を作り上げるに至ったそうです。

www.1242.com

餃子の餡の中でもなかなかメイン食材にはならない葱の裏にもこのようなストーリーがあるというのも素敵ですね。

会社からも近いので、また訪れたいと思います。

 

初代葱寅 御茶ノ水店ラーメン / 新御茶ノ水駅小川町駅淡路町駅
夜総合点★★★★★ 5.0