東京餃子通信編集長の塚田です。
仕事の打合せのため二子玉川へやってきました。
打合せ後にちょっと遅いお昼になったので通しでやっているところを探したところ、「按田餃子」を見つけました。
按田餃子は、代々木上原に本店を構える超人気店。
ミシュランガイドにも、ここ数年連続掲載されています。
店主の按田優子さんは、保存料理研究家としても人気で数々の書籍を出されています。
柳小路というタカシマヤの裏にある飲食店が集まる施設の一角に按田餃子二子玉川店はあります。
週末やランチタイムは行列ができているそうですが、平日の15時すぎとなれば流石にすいています。
店内には10席ほどのイートインスペースがあります。
お持ち帰り餃子を求める方も多いようで、私がお店にいる間も数人の方がお持ち帰り餃子を購入してました。
お店の奥にはいろいろなスパイスなどが入ったジャーがずらりと並んでいます。
メニューは本店と同じ。
水餃子は5個で450円。
餡の具材は、
- 鶏 白菜と生姜
- 鶏 香菜と胡瓜
- 豚 大根と搾菜
- 豚 カレー風味と人参
の4種類用意されています。
以前、本店に行ったときに気に入った自家製コーラも注文しました。
お店では原液も売っていました。
通信販売でも買えるようですね。
シナモン、ナツメグ、クローブ、バニラ、コーラナッツなどなどいろんなスパイスが調合されていて、とても複雑な味。
甘さも控えめで美味しいんですよね。
餃子は按田的定番餃子とされていた大根と搾菜を選択。
殻ごと粉末にしたハトムギを配合した按田餃子オリジナルの皮。
殻も使っているので、皮の色もやや茶色っぽい色をしています。
ハトムギには、身体の血液の循環が良くなったり、利尿作用があったりと、デトックス効果があるそうです。
身体が内側からキレイになる餃子といっても過言ではないですね。
かなり厚手のしっかりした皮を帽子型に包んでいます。
この包み方は水餃子には向いているんですよね。
二つ折りにしてヒダをつかずに餡を包んだ皮の両端をクルっと丸めてくっつけるだけなのでとても簡単です。
ベースの豚肉に細かく刻まれた大根と搾菜が練りこまれています。
大根が肉汁を吸ってくれてとてもジューシー。
様々なスパイスが使われていて、味も香りもしっかりしています。
まずはタレはつけずにそのまま食べてほしい餃子です。
黒酢と按田餃子オリジナルの辛味調味料を調合してタレを作ってみました。
後で商品名を確認すると、この辛味調味料の名前は「按田餃子のタレ(発酵黒生姜入)」というそうです。
もう一種類、「味の要」といいう、ガラムマサラやクミンなどを調合したスパイスもカレーのような風味で餃子につけると美味しかったです。
代々木上原だと自宅からも会社からも遠いので、なかなか足を運べなかったのですが同じ味が二子玉川で楽しめるのはとてもありがたいことです。
お持ち帰りにしてミシュラン掲載店の餃子を自宅で楽しめるってのも良いですよね。
我が家での按田餃子比率が上がりそうな予感です。
按田餃子 二子玉川店 (アジア・エスニック(その他) / 二子玉川駅、二子新地駅)
昼総合点★★★★★ 5.0