東京餃子通信編集長の塚田です。
前回の「餃子バル 高」の帰り道、青葉台にもう一軒気になる餃子店があったので青葉台在住の友人を誘って寄り道をして帰ることにしました。
駅から徒歩5分弱。
「ひとくちぎょうざ 火炭鳥炉」に到着しました。
これで「ビストロ」と読みます。
お店はこのビルの2階に入ってます。
こちらの餃子は皮も自家製とのこと。
一口餃子のお店では珍しいですよね。
階段を使って2階に上がり店内に入ります。
この日は雨の予報ということもあり、客足は早めに落ち着いてしまったとのことで、店内は我々ともう一組のみ。
我々はカウンター席に座りました。
カウンターの前には焼酎がずらり。
芋焼酎（銘柄は失念）を水割りでいただきました。
餃子を注文し、焼き上がりまでの間は馬刺しでつなぎます。
赤身の旨味がしっかりした美味しい馬刺し。
ひとくちぎょうざも、それほど待たずに焼き上がり。
ちいさな餃子が10個で一人前です。
薄めの皮を使ってカリッと焼きあげています。
博多の屋台で食べるひとくちぎょうざに近いですね。
辛味にも柚子胡椒が用意されていました。
柚子胡椒とタレをつけて餃子を食べるのがおすすめです。
パリッとした食感と柚子胡椒の爽やかな風味が焼酎を進めるんですよね。
ちょっと変化球の餃子も食べたいと思い注文したのはチーズぎょうざ。
先ほどのひとくちぎょうざとは異なり、一般的な餃子と同じ様な包み方をしています。
やや小ぶりですがひとくちサイズまでは小さくはありません。
カリッときつね色に焼きあがっていて良い感じ。
皮はやや薄め。
餡が少し透けて見えますが、黄色かかっています。
実はこのチーズ餃子、餡はチーズだけなのです。
チーズ餃子というとベースの餡と一緒にチーズを包むパターンが多いですが、これは驚き。
カリッとした焼き面の食感の奥からトロッと濃厚なチーズ餡が出てきます。
おつまみ餃子としては、結構いけると思います。
串焼きも自信があるということなので、何種類か食べてみました。
総州古白鶏という千葉の地鶏をつかったもも。
ささみは梅味でいただきました。
いずれも美味しかったです。
締めは水ぎょうざ。
丼のスープの中に小さな餃子が浮かんでいます。
スープは鶏ガラスープ。
あっさり味なので、締めに丁度良いです。
ひとくちぎょうざと同じくサイズは小さいのですが、皮は厚めに作られていて、スープで煮込んでも煮崩れしていません。
モチモチっとした弾力がしっかりした良い皮です。
餡の味付けはさっぱり目で、皮を楽しむ餃子ですね。
焼酎の品ぞろえが多く、餃子のメニューも豊富なので、いろいろと組み合わせを変えながら焼酎と餃子のペアリングを考えても面白そうですね。
いつの間にか青葉台に餃子で飲めるお店が増えていて、住人の皆さんがうらやましい限りです。
ひとくちぎょうざ 火炭鳥炉 （居酒屋 / 青葉台駅、藤が丘駅）
夜総合点★★★★★ 5.0
