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餃子は食べる向きで味が変わるよ【食べ方】

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東京餃子通信編集長の塚田です。

先日開催された町中華関連のトークイベントで「餃子の食べ方」についてお話したのですが、その中で意外と皆さんに驚かれた「餃子の食べ方」があったので、改めてご紹介します。

食べ方というのは簡単で「食べる向きで味が変わる」ということ。

私も、当代きっての食の達人であるマッキー牧元さんに、このことを教えてもらってから色々試すようになったのですが、向きを変えるだけで明らかに餃子の食感と味の感じ方が変わります。

 

大概、餃子は焼き面が上になった状態でお皿に盛られてきますね。

この焼き面を上にしたまま口に入れるのか、、、

 

はたまた餃子の向きを反転させ焼き面を下に向けて口に入れるのか。

この向きの違いで餃子の印象がガラッと変わるのです。

 

餃子の食感を重視するのであれば焼き面を下にすることをお勧めします。

マッキー牧元さんの説明によると、人間のあごの構造上、上の歯が支点となり下の歯が動いて噛むという動作が行われるため、動いてきた下の歯に固い焼き面が当たった方がよりパリッ、カリッとした焼き目の食感が感じられやすくなるそうです。

下の歯が焼き面を破った瞬間にパリッとした食感を感じ、その後に皮のモチっとした食感と餡からあふれ出す肉汁のジュワ~が追っかけてきます。

 

更に言うとタレをつける場合はヒダ側に着けるのが鉄則。

間違って焼き面にタレをつけてしまうと、せっかくのパリッとした食感が損なわれてしまいますよ。

 

タレをつけたらひっくり返して口の中に入れると、最高のパリパリ感を残したままタレ付き餃子が楽しめます。

 

一方で、餡の風味を楽しみたい場合は焼き面を上にして餃子を食べてみてください。

お酢の配合を多めにしたタレをヒダ側にたっぷりつけるのがポイントです。

タレに含まれるお酢は油をコーティングする効果があり、舌が食材の味を感じやすくしてくれます。

これらのテクニックは餃子の餡に使う具材本来の旨味を活かしたり、繊細な風味付けを楽しむテクニックとしてお勧めです。

 

 食べる向きというちょっとした違いですが、餃子の食感と味の印象がガラッとかわるので、是非一度試してみてください。

 

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