東京餃子通信編集長の塚田です。
三田線の千石駅に用事があったのでついでに周辺でランチ餃子が楽しめるお店を探してみました。
千石駅から不忍通りを護国寺方面に500mほど歩いたところに「GENEN」というお洒落な雰囲気の中華料理店を見つけました。
正式な店名は「元園」。
広東料理を得意とするお店の様です。
ランチメニューの一番上にギョーザセット。
これは良さそうですね。
店内も落ち着いた雰囲気です。
ランチメニューを改めて確認しギョーザセットを注文しました。
サラダとデザートがついて1000円(税込)。
他のランチメニューも美味しそうですね。
特に中華粥セットが気になりました。
コースメニューには飲茶コースも用意されていました。
飲茶コースが用意されているだけあって点心メニューは充実しています。
餃子は、焼、水、スープ餃子にエビ蒸し餃子。
小籠包やシューマイもあります。
ランチセットにはお茶をポットで出してくれます。
これも嬉しいですね。
しばらくしてギョーザセットが運ばれてきました。
ギョーザとライスにスープ、サラダ、ザーサイ、杏仁豆腐が付いてきます。
餃子はステーキ用の鉄板の上でヒダ側を上にした状態で登場。
かなり大きめの餃子です。
このサイズなら1人前591円でも納得感あります。
大判でやや薄めの皮を使ってヒダをものすごく細かくつけています。
この包み方は技術が必要ですし手間もかかります。
焼き面もカリッと丁度よい状態で仕上げています。
餡がパンパンに包まれていて、かなり食べ応えのある餃子です。
ひとくちでは頬張れないので餃子を噛みきると、肉汁がジュワ~っとあふれてきます。
鉄板の上で熱々の状態が保たれているので、火傷をしないように気を付けて食べましょう。
具材は豚肉、キャベツ、ニラが中心と、オーソドックスなものが使われています。
餡の下味はしっかりとついてはいるのですが、豚肉の旨味を邪魔せずむしろ引き立てるような味付けです。
そのまま食べても十分美味しい餃子なのですが、鉄板の上に残った油がちょっと気になったので、お酢とラー油で油を落として食べてみました。
醤油は使ってません。
お酢をさっとつけて、、、
お酢と一緒に余計な油をご飯に受け止めてもらいます。
お酢の力でより餡の味、特に豚肉の味が鮮明に感じられるようになります。
ご飯にも餃子の味がついて一石二鳥です。
ギョーザライスの後は杏仁豆腐でお口をさっぱりと。
お茶を飲みながら食後もゆっくりとした時間が楽しめます。
雰囲気も味もとても良かったので、今度は夜の時間にいろんなメニューを食べに来たいですね。
広東料理 元園 (広東料理 / 千石駅、巣鴨駅、新大塚駅)
昼総合点★★★★★ 5.0