東京餃子通信編集長の塚田です。
秋田県の象潟町の「園食堂」から試食用にということで「幻の肉ぎょうざ」なる餃子をお送りいただきました。
「園食堂」は昭和39年創業の老舗食堂。
肉タンメンなどが人気で、テレビなどにも何度も紹介されている人気店なのですが、もともと肉タンメンと並び人気メニューだったのがこの「肉ぎょうざ」。
餃子の仕込みが追い付かずこの25年間メニューから消えていたそうなのですが、この度冷凍餃子として復刻しました。
焼き方も写真入りで丁寧に紹介されています。
機械で包んでいるように見えますが、機械包みの限界までみっちりと餡が詰め込まれています。
焼き方の指示に従い餃子を焼きます。
火をかける前のフライパンに餃子を並べ熱湯を投入。
ここから強火で蒸し(茹で)工程に入ります。
皮が厚めの冷凍餃子は茹で気味に言った方が皮に火が通りやすいんですよね。
5分ほど茹でたらお湯を捨てて焼き色を付ける工程に入ります。
油を回しかけ、カリッとした焼き目をつけていきます。
完成です。
今回もいい感じの焼き色に仕上がりました。
最近はお取り寄せ餃子を焼く機会が増えて餃子を焼く腕が上がってきたのか、初めて焼く餃子でも一発でキレイに焼ける様になってきました。
厚手のしっかりした皮なのでカリッと強めに焼き色を付けてみました。
皮はモチモチっとして弾力が強いです。
強い皮だから餡をここまで詰め込んでもしっかり閉じることができるんですね。
餡は野菜の形ものこったザクザク系の食感。
「肉ぎょうざ」とありますが、肉よりもキャベツやタマネギの甘味が印象的な餃子です。
香味野菜は控えめで、あっさりとした味付けなのでいくらでもパクパクと食べられちゃいますね。
シンプルですが安心感のある餃子です。
そのまま食べて素材の味を楽しむのもよいですが、タレをたっぷりつけて白米と一緒に食べるのもよし。
園食堂の名物メニュー「肉タンメン」のサイドメニューとして食べても美味しいんでしょうね。
このような形で味が引き継がれるというのは素晴らしい取り組みだと思いました。
園食堂には訪れたことはないのですが応援したくなりますし、現地にも行ってみたいと思いました。
園食堂の幻の肉ぎょうざは公式通販サイトより購入できますので是非お試しください。