東京餃子通信編集長の塚田です。
首都圏はまだ緊急事態宣言下にあって夜間飲み歩くことはできませんが、たまにはお店で飲みたい気分にはなりますよね。
先日、午後にちょっと時間がとれたので軽く飲みに出てみました。
向かったのは御徒町駅近くの「老酒舗」。
神田の「味坊」の系列店で中国の酒場のような雰囲気のお店です。
私の仕事場が近いこともあってランチや飲みに頻繁に通っているお店の一つです。
以前、酸菜づくりの体験会でもお世話になりました。
www.tokyogyoza.net
紹興酒の飲み放題やオーガニックワインなど酒飲みを楽しませてくれるラインナップが盛りだくさん。 ランチタイムは過ぎた時間だったこともあり、先客は2組のみ。 オーガニックワインのグラスを注文しつまみのメニューを物色。 まずは牛肉と大根の水餃子を注文。 もう一品、定番の酢菜と豚肉の水餃子を注文しました。 水餃子がゆであがるまではグラスワインとお通しの玉ねぎとミミガーでつなぎます。 明るいうちから飲むっていうのも良いですね。 10分弱で水餃子が登場。 こちらは牛肉と大根の水餃子の水餃子。 5個で500円。 サイズはやや小ぶり、もっちりとした皮の感じがいいですね。 餡の具材は牛肉、大根、ニンジンなど。 肉汁たっぷりでかなりジューシー。 大根がおいしいスープをしっかりと吸収してくれています。 牛肉の風味がしっかりしていて、赤ワインとも良く合います。 続いて酸菜と豚肉の水餃子。 こちらは3個300円。 3個単位で注文できるのはお一人様にはありがたいです。 酸菜の独特な酸味と旨味が印象的。 私はこの餃子は大好きで、これを食べるために老酒舗に通っているといっても過言ではありません。 味坊グループでは自社で酸菜をつけていて、土鍋料理や炒め物などほかの料理でも使われているのですが、どれも美味しいんですよね。 もう少しつまみが欲しいと店内のメニューの短冊を見ていると「羊肉の揚げ餃子」なるものを発見。 これはまだ食べたことが無かったので追加注文。 10分ほどでサクッと揚がった羊肉の揚げ餃子が運ばれてきました。 餃子というよりもスペインのエンパナーダに近い感じですね。 パイ生地のように皮が何層にも重なっていてサクサクっとした軽い食感です。 餡んはトロッとした食感で熱々。 羊肉の良い香りが口の中に広がります。 シイタケや大根など様々な野菜類も一緒に練りこまれていて旨味がすごい。 赤ワインとの相性でいうと今回食べた3種類の餃子のなかでもベストだと思います。 1時間弱でワインも一杯だけと超軽めに済ませてきましたが、それでも久しぶりの店飲みを楽しむことができました。 やっぱりこういう時間は大切ですね。