東京餃子通信

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大口名物、創業1952年「寺尾屋」の一皿180円の大口餃子【大口】

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東京餃子通信編集長の塚田です。

先日ジョギングでちょっと足を伸ばして大口へ行ってきました。

目的地は餃子が旨いと噂の町中華「寺尾屋」です。

JR横浜線の「大口駅」からだと、国道1号線方面に商店街を進んで10分ほどのところ。

ちょっと歩きます。

寺尾屋の創業は1952年で、現在は3代目のご主人が継いでいるそうです。

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店頭では持ち帰り餃子が販売されていました。

コロナになって始めたわけではなく、もともと持ち帰り餃子も人気だったようです。

人気の秘密は驚きの安さ。

自家製の餃子がなんと6個180円なんです。

生餃子でも購入できます。

これには餃子の王将もぎょうざの満洲もびっくりですね。

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実は餃子の皮も麺も自家製。

皮の切れ端を無料で配っています。

揚げたらちょっとしたおつまみになりそうですね。

厨房には餃子包み機の「餃子革命」が働いていました。

流石に手包みの餃子を180円では売れないですよね。

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持ち帰り餃子だけが180円なのかと思いきや、店内で食べても180円。

その他、ラーメンの並盛が370円、炒飯480円、麻婆豆腐400円と目を疑うような価格激安な価格設定です。

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レギュラーメニューですら激安なのに、更にお得なセットメニューが用意されています。

餃子セットはラーメン、餃子、半ライスで580円。

それぞれ単品で頼むと650円なので、70円もお得!!

走ってきたので炭水化物を沢山とってもOK、ということで餃子セットを注文しました。

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寺尾屋ラーメンが先着。

これぞ支那そばって感じのシンプルなラーメンです。

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魚介系のスッキリしたスープに自家製の細麺。

370円でどんなラーメンが出てくるのかと身構えてましたが、全然美味しいじゃないですか。

この日は走った直後に、この食べましたが全然問題なし。

このラーメンだったら、どんな体調のときでも食べられそう。

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続いて餃子と半ライス。

半ライスと言っても普通のお茶碗一杯分はありますね。

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餃子は完璧な焼き加減。

餃子革命で包んだ餃子は焼面をギュッと押さえられてるので、生餃子のままで焼くと焼きムラが出にくいんですよね。

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焼きムラがないだけでなく、見事な焼色に仕上げています。

180円だからといって手抜きなしです。

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自家製の皮はやや薄めですがモチモチした弾力も感じられます。

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餡はザクザクとしたキャベツの食感が気持ちいい。

絞りすぎてないのでキャベツの甘味もジューシーさも活かされてます。

ニラとニンニクを使いパンチの効いた風味に仕上げてあるので、野菜多めですが満足感が感じられる餃子です。

ラーメンのサイドメニューとしてであれば、このまま食べてもいけますね。

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下味自体は控えめなので、ご飯と食べるときには酢醤油で味を調整しながら食べるのをお勧めします。

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ご飯に餃子をワンバンさせてタップリつけた酢醤油を適度に落とします。

この餃子はご飯のおかずでも活躍できますね。

 

持ち帰り餃子が重宝されるのもわかります。

180円でこの餃子が買えるのであれば、わざわざ家で餃子作らなくなるかも。

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激安価格にばかり注目が集まりそうですが、餡にも皮にも焼き方にもこだわりを感じる良い餃子でした。

大口餃子を標榜するだけあります。

これは胸を張って大口の名物料理と言うことができると思います。

ジョギングの距離的にもちょうど良い感じだったので、またフラッと訪れたいと思います。

今度は生餃子買って帰ろうかな。