東京餃子通信編集長の塚田です。
神田で用事を済ませた帰り道、一人呑みをしようと探索をしていと「天津飯店」の前を通りかかりました。
以前、テレビ番組で見かけて気になっていたお店だったんですよね。
もともと銀座で人気の中華屋さんで、2016年に銀座から神田に移転してきたそうです。
赤い提灯に三鮮水餃の文字も書かれているので、おそらく餃子も推しメニューなのでしょう。
お見せの入り口に並んでいるメニューをチェックすると、一人でも楽しめそうな小皿料理も色々とありそうです。
店内はほぼ満席だったのですが、1階の手前のテーブルが一つだけ空いていて待たずに入ることができました。
2階には宴会ができる大きな部屋がある様子です。
まずは生ビールで乾杯。
暑くなってくるとビールなんてあっという間に飲み干してしまいますね。
最初の一品は特性タレのかかった冷奴。
芝麻醤を使ったたれがタップリかかっていてめちゃくちゃ美味しい。
このタレは餃子にも使えそうなので少し残しておくことにしました。
続いて豚ミノの麻辣。
天津飯店という名前ですが、メニューを見る限り四川料理が得意な様子。
花椒と唐辛子の絶妙な麻辣ソースが豚ミノの上にたっぷりかかっています。
豚ミノのちょうど良い歯ごたえとピリ辛な風味でビールが進みます。
餃子に行く前にビールが空いてしまったのでドリンクのおかわりを。
壁のポスターには五加皮酒を使った薬膳ハイボールが推されています。
その下には紹興酒がズラリ。
薬膳ハイボールかドラゴンハイボール（紹興酒のソーダ割り）かで悩みましたが、薬膳という言葉に引かれて五加皮酒に。
薬膳ハイボールはちょっとクセのある香りですが、中華料理によく合いそうです。
なんとなく体にも良さそう、、、
そろそろ餃子オーダーしようとメニューを再チェック。
水餃子と焼き餃子がそれぞれ3種類ありました。
水餃子の方が上にあるので自信があるんでしょうね。
提灯に書いてあった三鮮水餃とベーシックな山東水餃子とどちらにするか悩みます。
流石に一人で二種類は食べ切れないですし、、、
悩みに悩んだ結果、山東水餃子に決定しました。
ちなみに山東水餃子は380円と超リーズナブルな価格設定。
安すぎませんか？
10分ぐらいで山東水餃子が運ばれてきました。
自家製の水餃子が8個で380円と言うのは、改めて考えても安すぎですね。
箸で持ち上げただけでも、皮のしっかりとした弾力がわかります。
丁寧に作られてますね。
もっちり皮の中には豚肉タップリのジューシーな餡。
豚肉と白菜がベースで味付けもシンプルなのですが旨いんです。
ニンニクダレも用意されているとのことだったのですが、テーブルに香酢がおいてあったので、こちらを使うことにしました。
シンプルな餃子はシンプルにお酢で食べるのが旨い。
薬膳ハイボールとの相性も良いですね。
「シンプルにお酢で食べるのが旨い」と言った舌の根が乾かぬうちに、冷奴にかかっていた特性ダレの存在を思い出してしまいました。
試してみたらこれが大正解。
ごまの風味が豚肉の肉汁とめちゃくちゃ合います。
餃子用のタレとしてもメニュー化してほしいぐらいです。
豚ミノのタレも再利用。
勝手に麻辣パクチー餃子を作ってしまいました。
こちらはよくある組合せ。
旨いに決まってますよね。
やっぱり餃子は型にはめず自由に楽しめるのが良いところですね。
水餃子が8個も入ってたのと、他の料理も小皿料理と言いながらそこそこボリュームがあったので、3品食べたところで結構お腹が満たされてしまいました。
まだまだ、気になるメニューがたくさんありましたが、今回はここで打ち止めにすることにしました。
一人でも十分楽しめましたが、餃子の種類やそれ以外のメニューの豊富さを考えると複数人で来るのをおすすめしたいです。
