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住宅街にポツンとある町中華「三芳園」で焼きの天才に出会う【かしわ台】

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東京餃子通信編集長の塚田です。

海老名で兵馬俑に囲まれて餃子を食べた後、せっかく県央まで来たのでもう一軒ぐらいハシゴをしようと周辺の餃子情報をあたっていると気になるお店を発見。

www.tokyogyoza.net

相模鉄道で海老名駅の隣のかしわ台駅を降りてGoogle Mapに導かれるまま歩くこと10分ほど。

住宅街の中で赤いテントと出前用のカブを発見。

 

こちらが目的地の「三芳園」です。

赤いテントは張り替えたばかりの様でまだ新しかったです。

 

店内はカウンターのみ。

高齢のご夫婦お二人で切り盛りをしています。

お父さんが調理担当、お母さんはトーク担当。

テレビでニュース番組を見ながら、全てのニュースに辛辣なツッコミを続けているのが面白いです。

 

兵馬俑の店で定食を食べてしまったので「三芳園」では餃子と瓶ビールを注文しました。

ワクチン接種後ではありますが、アルコールは飲みすぎなければ問題ないとのことでしたので、、、

 

ビールはキリンラガーの大瓶。

大人の義務教育の633。

店内は冷房の効きがイマイチでかなり暑かったので、冷えたビールで生き返りました。

 

お父さんが、目の前で餃子を包んでくれて、大きな鉄鍋を使って焼き上げてくれます。

見た目は厳つい感じなのですが、非常に丁寧な仕事をされていました。

 

待つこと数分で餃子が焼き上がりました。

焼き色の美しさに感動。

ここ数年で見た餃子の焼き色の中で1番かもしれません。

焼きの天才に、こんな住宅街のど真ん中で出会えるとは、、、

 

大判の皮を使った細長い形状です。

 

皮の厚さはやや薄め。

薄くて大きな皮は扱いが難しそう。

ふんわりと柔らかめに包んであり、ヒダは深めに刻まれています。

 

皮の中にはキャベツベースのねっとり餡がたっぷりと包まれていました。

細かく刻んでよく絞ったキャベツをたっぷり、豚肉はつなぎ程度。

ニラとニンニクの風味は程よい感じ。

とってもバランスの良い味付けで、ビールとの相性もバッチリ。

焼き色だけじゃなく味のレベルもかなり高いです。

 

オーソドックスな味付けな餃子なので、タレもオーソドックスに酢醤油で食べるのがお勧めです。

皮の表面につけてみたり、餡に直接つけてみたり、好みの食べ方を探ってみてください。

 

住宅街にポツンとある「三芳園」の様なお店で、予想を遥かに超えるレベルの高い餃子に出会えてしまうから餃子の食べ歩きはやめられません。

店主さんは高齢だったので、ゆったりペースで「三芳園」を一日でも長く続けてほしいと思います。

またこの餃子を食べに伺いたいと思います。

 

三芳園中華料理 / かしわ台駅
昼総合点★★★★★ 5.0