
東京餃子通信編集長の塚田です。
またまた年末に訪問した草津温泉からのレポートをお届けします。
初日の夜は東華苑と鮫鱈鯉をハシゴしましたが翌日のランチタイムにももう一食と思いまたまた湯畑近辺へ戻ってきました。
昼間の湯畑は夜とはまた違う雰囲気。
土曜日ということもあり、湯畑周辺のお土産屋さんは多くの観光客で賑わっていました。

この日のお目当てのお店は湯畑の目の前にある中華料理店「龍燕」。
ドラゴンズとスワローズの共演的な店名ですね。
前日は営業時間までに間に合わなかったので再訪問。

2階にある店内からは湯畑が見下ろせる好立地です。
窓際の席がオススメです。

龍燕では中華料理へのこだわりもさることながら、生ビールへのこだわりが半端ないことで有名なお店。
ドラフトマスターでもあるこちらの二代目のご主人は、とにかく美味しいビールを注ぐことへの情熱がすごいんです。

生ビールへのこだわりは12か条にのぼります。
ガラスのジョッキよりもテイクアウトもできる専用のビアカップの方が良いというのは意外ですが、店主さんは何度も試してこの結論に行きついたそうです。

四川料理とありますが、ベーシックな中国料理は一通りそろっています。
一番搾りプレミアムと焼き餃子、おかげしゅうまいを注文。

まずは生ビールから。
どうですかこの泡のキメの細かさ。
見た目で他の生ビールとの違いが分かりますね。
注ぎ方でビールの味にこんなに違いが出るというのは驚き。

続いて焼き餃子。
6個で一人前です。

油はあまり多く使わずにサクッと焼き上げています。
焼きムラも少なく丁寧に焼かれているのが分かります。

やや薄めの皮を使ってひだは少なめ。
注目ポイントはビシッと圧着されているところ。
餃子の餡の旨味をしっかりと閉じ込めます。

餡は豚肉と水分をしっかり切ったキャベツやニラを練りこんでいます。
昔ながらの懐かしさを感じるような餃子です。

餡の下味はついているので薄めの酢醤油とラー油で辛味を加えていただきました。
ビールと餃子どちらもレベルが高く大満足。

おかげしゅうまいも運ばれてきました。
1個250円というだけあってジャンボサイズ。

餃子と比べるとサイズ感がわかるでしょうか?

粗びきの豚肉に玉ねぎたっぷりで、こちらも美味しかったです。
一人一個で十分なサイズ。
おかげしゅうまいのおかげで他のメニューに手を出せなくなりました。

草津温泉では2日間で3店舗を巡りましたが、どのお店のこだわりのある個性的なお店で大満足でした。
温泉地で餃子店を開拓するのも面白いですね。
