皆さん、大変ご無沙汰しております。大阪餃子通信の現地特派員の本家ヲサムです。訳あって長〜い冬眠生活を過ごしていました(苦笑)。
さて、久し振りのレポート第一弾はインパクト大の新店を紹介します。
今年5月に大阪の北新地に開業された「ふか」さんです。
こちらのお店、長く大阪の藤井寺で人気の餃子専門店を営まれていたオーナーが場所を大阪の一流食文化が集まる北新地に会員制の餃子店として新たに進化しました。
お店は北新地の雑居ビルの地下にひっそりと構えられています。
店名も大々的に掲げておらず、入口に中華包丁のオブジェがあります。
夜二部制で完全予約で営まれいます。
オープン日に何とか一席確保いただき訪問させて頂きました。
店内は円形カウンターで高級感のある内装となっています。
空間を囲む白のカーテンは餃子の皮を表現されているらしいです。
解放的なオープンキッチンで、そこには湯気が上がり、美味しそうは香りが漂っています。
入店したと同時に臨場感と高揚感が高まります。
さて、約一時間半のコース料理が始まります。
テーブルには数々の創作餃子が書かれたメニューが置かれています。
月替りの献立で20品位のお料理が提供されます。
メニューに書かれているお料理の素材説明も実に詳細な内容です。
このレポートでは一品づつ紹介すると、かなり長くなるので、まずは料理名と写真を掲載します。
01)鰹と昆布の一番だし
02)クラゲ冷菜
03)水蛸と蕗(ふき)の蕪(かぶ)シューマイ
04)トリプルチーズ揚餃子
05)マンガリッツァ豚の焼餃子
06)干し貝柱スープの小籠包
07)活車海老の蒸し餃子
08)自家製XO醬
09)水出し 蜜香烏龍茶
(写真なし)
10)伊賀牛の水餃子
11)塩水ウニの揚餃子
(写真なし)
12)蛤と菜の花の水餃子
13)醗酵白菜
14)しそ焼餃子
15)気仙沼産フカヒレ餃子
16)餅米シューマイ
17)東坡肉入りハムスイコー
18)金木犀の杏仁豆腐 19)マデラ酒のクルミ飴菓子
圧巻の創作料理の数々で驚きました。餃子という料理でこれ程の一級の食文化を提案できるのかと衝撃と感動を受けました。
温厚なオーナーシェフのライブパフォーマンス、限られた人達だけで餃子を味わい、自然と目が合い、笑顔になる空気感、恐らく日本ではこのお店だけでしか味わえないと思います。
どのお料理も隙がなく、拘り抜いた逸品で、単に美味しいだけではなく、献立表を観ながら、個々の食材がどの様に作用し合い美味しさを創り出しているのか、考えたくなります。
僕個人としては、これが一万円のコース料理とは全く感じませんでした。二倍三倍の価値あるものだと思います。
関西の方々だけでなく、日本全国から是非こちらのお店に足を運んで頂きたいと思います。
テレビ、雑誌、ウェブなどの「京阪神の餃子」をテーマにした特集企画、全面協力します!気軽にご連絡ください。
近日掲載店
- 「ぎょうざおとせ」【京都 丸太町】
- 「タイガー餃子」【京都 四条烏丸】
- 「つかもと流」【大阪 塚本】
- 「餃子 ひいらぎ」【大阪 梅田】
- 「hinode 餃子」【兵庫 昆陽園】
- 「KEYAKIYA」【兵庫 深江】
- 「八福」【兵庫 元町】
近日訪問店
- 「餃子Haaaan!!」【京都 三条】
- 「餃子BAL美鶴」【京都 四条】
- 「一丹」【京都 丹波橋】
- 「北山餃子」【京都 北山】
- 「いのうえの餃子」【京都 出町柳】
- 「小太りぎょうざ まる」【大阪 針中野】
- 「餃子酒場 無限」【大阪 南森町】
- 「借金ギョーザ」【大阪 天満】
- 「餃餃餃」【大阪 守口】
- 「Piggy Bank」【大阪 日本橋】
- 「たつき」【兵庫 御影】
- 「李くん家」【兵庫 山陽垂水】