久しぶりに中央線沿線で餃子を食べ歩こうと西荻窪駅へ。
候補はいくつかあったのですが、今回は「支那そば いしはら」を初訪問。
こちらのお店は餃界ではあまり知られてない存在ですが、ラーメン界では名店中の名店として広く知られた存在。
というのも目黒の「かづ屋」など数々の有名ラーメン店を輩出した「たんたん亭」の創業者が始めたお店が、こちらの「いしはら」なのです。
かづ屋の餃子も手延べ皮に餡をたっぷり包んであり非常に美味しかったので、こちらの餃子への期待値も上がっちゃいますよね。
店舗は、西荻窪の北口から徒歩1~2分の好立地。
週末のお昼時でしたが1席だけ空いていたので待たずに店内には入れました。
カウンター7席のみで店内はかなり狭め。
海老と肉のミックスのワンタン麺と餃子を注文。
しばらくして先にワンタン麺が着丼。
スープは和風で懐かしさを感じるが深い味わいです。
肉ワンタンは挽き肉がみっちりと包まれていて食べごたえあります。
海老ワンタンも餡がたっぷり包まれています。
海老すり身が甘くてプリッっとした触感で美味しい。
少し遅れて餃子も登場しました。
かづ屋の手延べ皮の餃子も、源流はここだったんでしょうね。
ひだのもっちりと焼き目のサクサク感のコントラストが最高です。
ひだも細かく刻まれて美しい。
餡は豚肉たっぷりでかなりジューシー。
肉汁がピュッと飛ぶので注意が必要です。
肉ワンタンとも肉の挽き方や餡の練り方が異なる様です。
やや甘めの味付けが豚肉の美味しさを引き立ててる感じがしますね。
醤油なしでも美味しかったので、酢コショウでいただきました。
ラーメン専門店でワンタンも2種類も作った上で、こんな手間のかかる餃子を作り続けているなんて本当に凄いことだと思います。
たんたん亭の系譜のお店の餃子を食べ歩くのも面白そうですね。