餃子消費量NO.1の座をめぐり浜松と宇都宮が激しい戦いをしている影で、ここのところ安定して京都が全国3位に入ってきています。
京都と言えば餃子の王将の生まれた街でもありますので、餃子が生活の一部に根付いていてもおかしくないですよね。
そんな隠れた餃子先進国の京都市ですが、なんとこれまで東京餃子通信で取り上げたことが一度もありませんでした。
今回は仕事で京都出張の機会を得たので、これ幸いと京都の餃子店めぐりを行って来ました。
京都餃子めぐりの記念すべき一店舗目は墨染駅にある「KUー(食) 」です。
関西の餃子特集記事では最近では一番の充実度だったMeets Regionalの「餃子愛」特集で大きく取り上げられていた人気餃子店です。
京都の土地勘が全くないので、適当に電車を乗り継いで墨染駅についてびっくり。ただの住宅街で駅前には商店街らしきものはありますが、土曜日はほとんど閉まっています。
KUーも土曜定休ではなかろうかと、ちょっと心配になりましたが改札を出てすぐ、徒歩30秒のところでKUーを発見。営業中だったので一安心です。
住宅街という場所柄でしょうか、お持ち帰りも対応した店構えになっています。
店の入口には餃子三昧という素敵な看板が掲げられていました。
いい言葉ですね。
店内はカウンターとテーブル席で20席強ぐらいのこじんまりした感じです。
各種メディアでよく紹介されているらしく、壁一面に掲載記事が貼ってありました。
Meets Regionalもありました。
今回は食べ歩きをしたかったので、焼き餃子一人前のB定食を注文。
こちらで600円です。リーズナブルな価格設定ですね。ちなみに焼き餃子を2人前にしても800円です。
餃子のサイズはかなり小ぶりです。
焼き加減はよく焼き風で良い感じ。パリッとした食感が楽しめます。
Kuの餃子は皮に特徴があって、それほど分厚くはないのですが食感がかなりモチモチしています。
皮にもち粉とかがブレンドされているのかもしれません。
ひだなしの包み方です。皮がもちっとしているのでこの包み方ができるのでしょう。
となりの餃子ともくっつきやすいようですが、箸できれいにはがせるので皮が破けるなどの問題はありませんでした。
餡はキャベツと豚肉中心でサッパリ目の味付け。ニンニクは使っているようなのですが、匂いが出にくいように下処理をしているとのことで、気が付かない程度の匂いです。
店主曰く、餃子は主食だから餡がでしゃばってはいけないとのこと。
確かにこだわりの皮を引き立てるような餡でした。
ニンニクのインパクトが欲しい方は、ニンニク入りのつけダレを、サッパリいきたい方は普通の餃子ダレを使うことをおすすめします。
ラー油も自家製とのことで、こだわりが感じられます。
こぶりでサッパリ系の餃子だったので、一皿6個はあっという間に平らげてしまいました。
もう少し食べたかったのですが、次の店に備えてブレーキをかけちゃいました。
カウンターで隣に座ったお客さんが食べてた水餃子も美味しそうでした。
あの皮だったらかなりモチモチ度の高い水餃子なんだろうな、と勝手に食感を想像しながら店を後にしました。
皮に特徴があって美味しい餃子でした。京都に行く機会があれば、少し足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
京都餃子めぐり1軒目:墨染駅前のKUー(食)の餃子定食
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