畑と住宅地にかこまれた相当へんぴな所にあるので初めての方はナビが無いとたどり着けないかもしれません。
ちょこちょこガイドブックなどにも掲載されているらしく、昼には行列が出来る人気店の様です。
持ち帰りが中心の店らしいのですが、店内のカウンターに数席あるので店内で食べる事も出来ます。
ご夫婦で切り盛りしているらしく、お父さんは焼き係、それ以外はお母さんという感じ。
カウンターで待っている間もひっきりなしに持ち帰りのお客さんが来るので、2人とも大忙しでした。
餃子のメニューはかなり豊富で、定番のポーク餃子(ニンニクの量が選べる)と海鮮、海老、ビーフ等々があります。
全部食べて見たいところですが、今回は一番人気のポーク餃子(普通)と海鮮餃子を注文しました。
調理をしているところが見えるのですが、一旦冷凍にした餃子を焼いているみたいですね。
種類が多いので、これは仕方がないでしょう。
持ち帰りも冷凍の方が便利ですしね。
10分ほどで餃子が焼き上がりました。右がポーク、左が海鮮です。なんかもやしが少ないなぁと思ったら、もやしを使い切ってしまったとのこと。
もやしが目当てではないので私は気にしません。
どちらの餃子もやや小振りなサイズ。
薄皮で底はカリカリに焼き上がっています。皮は薄いのですが弾力があり噛んだ時に皮のおいしさも感じられます。皮には相当こだわっているようですね。
ポーク餃子は、ニンニクを普通の量にしたのですが十分ニンニクの存在感があります。ニンニク多めにしたら私にはちょっときついかも。
浜松の餃子にしては比較的豚肉が多めで肉のうまみも感じられます。豚のうまみにざっくり刻みのキャベツの甘みと胡椒の辛みが合わさって、ちょうど良い感じに仕上がっています。
自家製のラー油が置いてあるのですが、これはむちゃくちゃ辛い。美味しいんですけどね。
店内にも注意書きはありますが、たくさん入れると後悔するので気をつけてください。
海鮮餃子はさっぱり塩味で磯の風味が広がります。
餡には細かく刻まれたタコとエビが入っています。
もしかしたら他にも入っていたかもしれませんが判別出来ませんでした。
塩味の餡というのも初めてでしたが、餡の具材にタコを使うのも初めて。タコは餃子の餡に向いている食材ですね。
何で他ではやらないんでしょうね。
この後、色んな浜松餃子を食べましたが、カネ藏さんの餃子は皮も餡も特徴がわかりやすくて良かったです。
場所はちょっと分かりにくいですが是非食べ歩きコースには入れていただきたいですね。
店が狭いので休日の昼間はさけた方が良いと思います。
カネ藏 (餃子 / 舞阪駅、弁天島駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5