東京餃子通信

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dancyu餃子部公式レシピで家庭の餃子もレベルアップ

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前回紹介したdancyuの餃子企画「餃子の王道。」の注目企画の一つが「餃子 科学と学習」。
dancyu餃子部のメンバーが餃子の作り方について色々と実験をしています。

これまでいろいろな餃子のレシピを試してみたり、自分なりのアレンジをしながら餃子つくりのコツみたいなものを習得してきました。

皆さんも漠然と餃子が美味くなるテクニックは使っているのではないかと思います。

今回はdancyuが、それらのコツが本当に効果があるのかどうか、実験形式で明らかにしてくれました。





効果があるとされたコツは下記のようなところ。
  • 肉をよく混ぜる
  • 野菜の水気はしぼる
  • 餡は寝かせる
  • 皮はきっちり綴じる
  • ヒダを作る
  • フライパンを熱してから焼く
  • 焼くときには熱湯を使う
  • 肉はバラ肉とロースをチョップ
  • 野菜を特徴に合わせて使いこなす
  • 隠し味で味を引き立てる
  • 付けダレを工夫する
だいたい、私も実践しているところなのですが、被験者を使っての実験を行ったというのがすばらしいですね。

徳に注目して欲しいのは隠し味のところ。
餡の調味料として足すだけなので、とても効果があります。

我が家の一推し隠し味の「養命酒」も取り上げられていました。




最後に実験結果を総括したdancyu餃子部の公式レシピが出ていたので試しに作ってみました。
レシピの詳細はdancyuをご購入ください。




豚肉は薄切りロースとバラ肉をチョップしてから練り上げます。




公式レシピではキャベツを塩もみして水気を絞るという工程でしたが、実験では軽く茹でてからしぼった方が野菜の野菜の歯ごたえと甘みが活きるということだったのでこちらを選択しました。




野菜はニラとキャベツのみ。




練り上げた肉餡と調味料を混ぜてから、野菜を追加します。
今回は隠し味を2種類試すために、餡を2つに分けました。

こちらはネギ油の餡。




こちらは養命酒の餡。
見た目は全く同じですね。




包む時は横が空かないように気をつけて。




熱したフライパンと熱湯を使って焼き上げます。
こちらが焼き上がり。

若干失敗。最後に上げるタイミングを間違えて、奥の方が少しこげてしまいました。。。




タレは一番人気だったおろしポン酢を採用しました。

これは自宅でははじめて試しましたが、確かに美味い。定番化したいと思います。




隠し味の味比べですが、どちらも美味しかったですが、養命酒の方は深みのある味。ネギ油は野菜の味がよりダイレクトに感じられました。

ほぼ実験と同じような結果でした。


この公式レシピはかなりよく出来ているので、普段の餃子にちょっと手を加えれば、格段に家庭の餃子が美味しくなると思いますよ。

ただ、あくまでも公式レシピはベースになるものなので、各実験結果などを元に野菜や味付けは色々と試してみると、より自分の好みに近い究極のオリジナル餃子レシピが完成すると思います。


最後に公式レシピを作って気づいた、さらに餃子を美味しくするポイントをご紹介したいと思います。
  • 肉は混ぜるではなく練るというイメージ
  • 調味料と肉だけの状態で餡を寝かす
  • 野菜は種類が多い方がより美味しい、特に生姜は必須
  • 隠し味も組み合わせでより美味しくなる

私の餃子レシピもまだまだ発展中。なかなか究極レベルまでは到達できませんが、今回の実験方式はとても面白い取り組みなので、私もどんどん実験を行ってその結果を公開していきたいと思います。