東京餃子通信編集長の塚田です。
数年前国王が来日したことで脚光を浴びたブータン。
世界一幸福な国としても有名ですよね。
そんなブータン料理を食べられるお店で食事会をやるとのお誘いを受けまして、代々木上原までやって来ました。
上原銀座商店街の坂道をほぼ登り切ったところにある「ガテモタブン」がお目当てのブータン料理屋さんです。
小さなお店なので、通り過ぎないように気をつけましょう。
==== ブータンは幸福の国として有名になりましたが、もう一つ世界一があります。
それは、「世界で一番唐辛子を沢山たべる国」です。
そう、激辛料理の国なのです。
ブータンにはモモという蒸し餃子があります。
チベット文化圏では蒸し餃子的なものをモモと呼ぶので、ネパールなどでもモモという小籠包のような形状をした餃子があります。
早速ブータンのモモを注文しました。
モモの調理には時間がかかるとのことなので、ビールを飲みながら待つことにしました。
ブータンのビールがなかったので、お隣のネパールのビールMUSTANGを注文。
軽い感じのビールで、辛いものを食べるのにはあっていると思います。
10分ぐらいは待ったでしょうか。
ブータン餃子のモモの登場です。
皮から店内で作っているとのこと。
縁をちょっとずつ折りながら丁寧に包んでいます。
ブータン餃子の特徴は、中央にあるエヅェと呼ばれる味噌のようなもの。
エヅェとは唐辛子の漬物のようなもので、ガテモタブンでは粉末の唐辛子を油で炒めながら作るそうです。
ガテモタブンの料理は日本人向けにアレンジをしているそうなので、超激辛ではないとメニューには書いてありましたが、見るからに辛そうですよね。
まずは、エヅェのついていない部分をひとかじり。
手作りの皮はとってもモチモチしています。
豚肉の餡もジューシーで美味しい。味付けはひかえめな感じです。
それでは、エヅェもいってみましょう。
はい、辛いです。かなり辛い。
超激辛とまでは行きませんが、十分に辛い。
ちゃんと旨味もあるのですが、やっぱり辛い。
この後、各種ブータン料理を頂きましたが、エヅェなんて可愛い物でした。
出てくるもの、出てくるもの、ほぼ全て唐辛子入り。
極めつけはエマダツィという唐辛子とチーズだけのシンプルな料理。
唐辛子をそのまま食べているという感じ。
辛さを和らげるために、シャンディーガフを注文。
ビールの自家製のジンジャーエール割り。
なんとこちらにも唐辛子入り。
ブータン料理を甘く見ていました。
辛いものを沢山食べて、大量に発汗をしたので、なんだか清々しい気分になりますね。
翌日のお腹の調子がちょっと心配になりましたが、大事にはいたらずにすみました。
「幸福の国」ブータンの蒸し餃子「モモ」を代々木上原『ガテモタブン』で食す
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