東京餃子通信

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【カナダ】バンクーバーのスタンレーパーク近くの"Dinesty"で極上小籠包とニラと卵の焼き餃子

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東京餃子通信編集長の塚田です。
先週からお届けして来た北米餃子探索の旅ですが、いよいよ最終回を迎える事になりました。

最終回は、バンクーバーのダウンタウンから。

バンクーバーのダウンタウンには、スタンレーパークという巨大な公園があります。
東京ドームと比較する意味があるかどうかわかりませんが、85倍の広さがあります。

ランニングが趣味の私は、朝からスタンレーパークを走り回っていました。
有名なトーテムポールがあったり。




ライオンゲートブリッジがあったりと景色の変化が素晴らしかったです。
走っていたら、だんだんアドレナリンが出て来て、橋の向こう岸まで行ってしまいました。




2時間ほどじっくり走ったので、近くでお昼を食べようと歩いていると"DINESTY Dumpling House"というお店の前に行列を発見。

外に出ているメニューをパラパラと見てみると、かなり良さそうな感じなので店内へ。



店内に入ると、かなり清潔感のある厨房で点心師が小籠包や他の点心を包んでいます。
これは期待ができます。

5組ぐらい待ちがあったので、店員さんに名前を伝えてしばらく待つ事にしました。




待っている間にメニューを見せてもらいました。
小籠包だけで8種類あるようです。




その他の点心メニューも、蒸し餃子に焼き餃子、焼売、春巻き、焼餅まで、多彩な品揃え。
これは楽しみです。




ランチタイムということもありかなり回転が良く、10分ちょっとで店内に入りました。

早速、小籠包、生煎包とニラと卵の焼き餃子、そしてビールを注文。

ニラと卵の焼き餃子は、これから作るから20分ぐらいかかるとのこと。
全然問題ないです。

小籠包意外も手作りだということを改めて実感し、期待が高まります。

まずは、カナダのビールで乾杯。
沢山走ったので、昼間から飲んでもOKですよね。




ビールを飲んでいる間に、テーブルに小籠包用のお皿がセットされます。
ロゴもかわいらしいですね。




まずは小籠包の登場です。
丁寧につくられた小籠包が6個ならんでいます。
美しいですね。




これをレンゲにのせて、黒酢を少し付けて一口で頬張ります。
熱々で、ジューシーで文句無し。

こんな美味しい小籠包をカナダで食べられるとは思っていませんでした。
人気がある訳です。




続いて、生煎包がやってきました。
日本で焼き小籠包と呼ばれている生煎包とは異なり肉饅頭を焼いたものでした。

こちらの生煎包は皮が発酵させてあるので、ふんわりしています。




裏面もしっかり焼かれています。
絶妙の焼き加減でキレイですね。

カリッとした焼き目とふわっとした甘みのある皮のなかに豚肉餡が詰まっています。
餡は少なめでしたが、沢山種類を食べたいので逆にちょうど良かったです。




締めはニラと卵の焼き餃子。
日本でよくあるニラ饅頭のような形状をしています。




この包み後を見てください。
一つずつ丁寧に包んでいるのが伝わってくると思います。




カリカリに焼かれた皮の中からは、細かく刻まれたニラと卵の餡が出てきました。
日本のニラより細いのですが、香りはそれなりにしっかりしています。
細かく刻まれた春雨が入っていたりと、餡の調理も手間をかけているのが良くわかります。

更に、えびの風味がよく効いていてとても美味しかったです。





今回、サンフランシスコからロス、バンクーバーと3都市で餃子を食べ歩いてきましたが、このDinestyが圧倒的に満足度が高かったです。

高級店に行けばもっと美味しい点心が食べらのかもしれませんが、この味と雰囲気で一人10〜20ドルぐらいで食事が出来るというのは素晴らしいです。

DinestyのWebサイトによると、バンクーバ周辺に数店舗展開しているようです。

全5回にわたる北米餃子探索レポートはいかがでしたでしょうか?
北米でも少しずつGyozaという言葉が通じるようになっているようですね。

また、ほぼどの店にいってもPotstickerとして焼き餃子が置いてありました。結構一般的な料理になっているのかもしれません。


最後に、スタンレーパークを走り回って撮って来た写真をご紹介します。
本当に美しい公園で、景色の変化に富んでいるので何時間いても飽きませんでした。