東京餃子通信編集長の塚田です。
この日は代々木駅にやってきました。
代々木は「でっかい餃子 曽さんの店」や博多鉄鍋餃子の「御天」など個性的が餃子店がある地域なのですが、またまた個性的な餃子を出す店を教えてもらったので早速の来訪です。
目的地の中華風レストラン「山水楼」は駅の改札のすぐ目の前。改札を出て横断歩道を渡るだけの徒歩10秒程。
中華風としているのは、あえてレストランと言いたかったのでしょう。
中華風レストラン 山水楼
アクセス:JR中央本線(東京-塩尻)代々木駅西口 徒歩1分
住所:〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-33-4(地図)
中華風としているのは、あえてレストランと言いたかったのでしょう。
店内はやはりレストランというよりも、街の中華屋さんというイメージ。
17時ぐらいと早めの時間だったので店内はガラガラでした。
入り口のガラス越しには駅の改札が見えます。
本当に駅の真ん前なのです。
2階にも席はあるので、人数が多くても入れそうです。
まずは定番の焼き餃子。
合わせて瓶ビールを注文して、焼き上がりを待ちます。
焼き時間10分ぐらいで焼き餃子がやって来ました。
モチモチした弾力感のありそうな皮が美しく焼かれています。
包み方も非常に丁寧で、餡も多めに包まれていますね。
予想通り、弾力の非常に強い皮でした。
そしてモチモチっとした皮の奥からは、肉っぽさの強い豚肉餡が出てきます。
ジューシーというよりも肉の食感をしっかりと出したタイプの餡です。
キャベツなどの野菜は非常に細かく刻まれていて、豚肉に練りこまれています。
豚肉が持っている旨味がよく活かされています。
店内を見回すと気になる写真を発見。
揚げ餃子のようですが普通の揚げ餃子ではありません。
先ほどの焼き餃子とビールで空腹は満たされていたのですが、餃子との出会いは一期一会。
このタイミングを逃すと次いつ食べられるか分かりません。
というわけで揚げ餃子を追加オーダーしました。
揚げ餃子も10分弱ぐらいかかって登場です。
揚げ餃子の上にかかっているのはケチャップを使った甘酢ソースとのこと。
酢豚や天津飯にかかっているやつですね。
文京区の白山にある古今亭志ん朝師匠が贔屓にしていた「兆楽」の揚げ餃子によく似ています。
しっかりと餃子に甘酢ソースを絡ませてまずは一口。
「熱っ!」と声を出しそうになってしまいました。
揚げ餃子は焼き以上に熱が中にこもるので注意が必要です。
サクサクの皮の中には肉っぽい餡が控えています。
皮の集めの餃子は揚げ餃子に向いているんですよね。
そして、もう一度断面に甘酢ソースをしっかりと付けていただきます。
豚肉餡と甘酢ソースが本当によく合います。
酢豚と同じソースなので豚肉との相性が良いのでしょうね。
揚げてあるのに意外とサッパリと食べられるのも特徴です。