東京餃子通信編集長の塚田です。
先日、仕事終わりに水天宮駅付近をフラフラと歩いていたら、来々軒という名前も店構えもこれぞニッポン中華というお店を発見。
名前と店の雰囲気に誘われて、そのまま暖簾をくぐってみました。
店内は1階はカウンター席と2人掛けのテーブルが3つとこじんまりしていますが、どうやら2階には広めの部屋があるようです。
往年の漫才コンビのように息の合ったベテランコンビで1階と2階の料理もフロアも全てカバー。
この日も2階には団体客が入っていたようです。
この席数を2名でさばくってスゴイ。
餃子は2種類、焼きと水。
一皿520円と結構高めの価格設定です。
その他、ニッポン中華の定番の中華丼、天津丼、ニラレバなどメニューはなかなか豊富です。
業務終了後だったのでビールも注文。
ビールは冷蔵庫から勝手に出して飲むというスタイルのようです。
この辺も割り切っていて良いですね。
カウンターに陣取り、餃子を焼くのを眺めながらビールをチビチビと。
最初に焼きあがった餃子は2階席の餃子だったようで、2周目でようやく私の順番。
店内のお客さんはほとんど餃子を注文していたので人気メニューのようです。
大きな鉄のフライパンで焼かれた餃子が登場しました。
焼き目に若干ムラがありますが、全然許容範囲。
ヒダが大きめの手包み餃子です。
皮はやや厚めで弾力があります。
大きめのヒダによって皮の食感が強く感じられます。
手間をかけて丁寧に作っているのがよくわかります。
やや高めの価格設定にも納得。
餡はこれぞ昭和ニッポンの餃子。
豚肉、キャベツ、ニラ、ニンニクの定番具材。
ニンニクががっつりと効いています。
これはビールが進む餃子ですね。
家に帰ってから、来々軒の名前の由来を少し調べてみました。
明治時代に浅草に出来た日本初のラーメン専門店の名前が来々軒で非常に人気があったそうです。
このため、ラーメンといえば来々軒、中華といえば来々軒というイメージが付き、全国に来々軒という名のお店が増えたということらしいです。浅草の来々軒はすでに廃業されているとのこと。
珉珉と同じような由来ですね。
というわけで今後も来々軒という名前のお店を見つけたら、とりあえず入ってみようと思います。
餃子の美味しい来々軒をご存知な方は、是非タレコミ情報をお願いします。
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