
東京餃子通信編集長の塚田です。
仕事の打ち合わせで八王子まで行った帰り道に中央線の立川駅で途中下車。
立川にはどういうわけか餃子の有名店が多数集まっています。
立川に来る機会が少ないので一気に何店もの餃子を食べ歩きたいところではあるのですが、今回は1店舗でじっくりと餃子を味わうことにしました。
そこで選んだのは「ぎょうざ工房」。
実はぎょうざ工房に来るのは1年以上ぶりかもしれません。
ぎょうざ工房
アクセス:多摩都市モノレール線立川南駅 徒歩4分
住所:〒190-0023 東京都立川市柴崎町3-11-25(地図)
長期休暇だったり、満席だったりと、ここのところ縁がなかったのですが、この日は事前に電話確認をしてから来店しました。
南口から5分ほど歩いた住宅街の中でひときわ目立つ青い建物。
高原のペンションのような佇まいです。
雨が降っていたからなのか、この日はカウンター席は独占状態。
(奥の個室には宴会が入ってたようです)
ぎょうざ工房では餃子を選ぶのにも時間がかかってしまうので、とりあえずビールを注文。
ビールを飲みながら注文を考えます。
というのも、レギュラーメニューだけで16種の餃子があるのです。
この日は一人で来たので、うまく作戦を立てないと種類が食べられません。
ファーストオーダーは、少しずつ色々な種類の餃子が食べられるコースメニューがオススメです。
コースと言っても1000円ちょっとなので、かなりリーズナブル。
今回はヘルシーさっぱりコースを注文しました。
内訳はポン酢おろしぎょうざ5個に蒸し餃子の大葉とエビが各2個。
さらには、地元産の蒸し野菜。
まず最初に登場するのがポン酢おろしぎょうざ。
手延べの茹で餃子の上に大根おろしとネギとゴマ。
このもっちりとした手延べ皮がぎょうざ工房の餃子の特徴です。
餡も肉汁勝負という感じではなく、良質な豚肉の旨味と甘みがじっくりと感じられる優しい味付け。
おろしポン酢で食べたのは初めてだったのですが、さっぱりしていて非常に良かったです。
5個なんてあっと言う間ですね。
ビールは餃子を待っている間にほとんど飲んでしまったので、日本酒に変更。
東京の地酒澤乃井の大辛口にしてみました。
とてもスッキリとした味わい。
東京の地酒を選んだ理由はこちら。
立川周辺で取れた蒸し野菜です。
マヨ味噌のようなソースも付いていますが、塩につけて食べるのがオススメだとか。
野菜の味が濃いので塩でも美味しい。
この塩はクリスマス島というミクロネシアにある島でとれた塩らしいです。
塩にもこだわっているんですね。
蒸し野菜を楽しみながら、蒸し餃子もいただきます。
エビの尻尾が少し見えますが、エビ餃子としそ餃子です。
むっちりとした皮の中にはベース餡とエビが丸ごと一匹。
贅沢ですよね。
酢醤油で食べるのがオススメとのことですが、何も付けなくてもエビの味わいで十分に旨い。
こちらはしそ餃子。
しその香りが口の中にブワッと広がります。
しその蒸し餃子というのは珍しいですが、これも何個でも食べられそうな軽さ。
ヘルシーさっぱりコースを一通り堪能した後は焼き餃子を注文します。
味噌仕立てのあさり餃子に初挑戦。
もちろん皮は手延皮。
水でも、蒸しでも、焼きでも、ぎょうざ工房の餃子は皮が主役。
焼き目もものすごくキレイですよね。
絶妙の火加減とタイミング。
味噌ベースで餡に味付けをしてあるので、餃子ダレは不要です。
皮の中にはあさりがたっぷり入った餡が詰まっています。
あさりの旨味や食感に特徴がある餃子です。
締めはもちろんデザート餃子。
この日はチョコバナナ餃子を選択しました。
薄めの餃子皮はしっかりと焼き上げられています。
抹茶アイスを乗せて食べれば立派なスイーツです。
お一人様での久しぶりのぎょうざ工房ですが、餃子づくしのメニューに大満足。
餃子でフルコース楽しめるのは、餃子の王様の蔓餃苑かぎょうざ工房かというぐらいの貴重な存在だと思います。
冬は餃子鍋のコースもあったので、奥の座敷でゆっくり餃子宴会もやりたいですね。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!
