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【千歳烏山】神戸の老舗店に学んだ「餃子てんほう!」の味噌ダレ餃子

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東京餃子通信編集長の塚田です。

中央線と小田急線の沿線はそれなりに開拓をしてきたのですが、間に挟まっている京王線はまだまだ未踏の地がたくさんあります。

そんな中でも以前から気になっていたのが神戸スタイルの餃子を出すお店があるという千歳烏山駅。

初めて千歳烏山駅に降り立ち目的地を目指します。

改札から踏切を渡り、商店街をあるくこと3分ほど。
目的の「餃子てんほう!」の赤い看板が見えてきました。



落ち着いた雰囲気の店構えです。
「ぎょうざ弥」ってのが洒落てますね。



メニューはシンプルに焼餃子・水餃子が中心。

後は餃子の調理時間を待つ間のおつまみ的ないくつか用意されているだけ。

これぞ餃子屋というメニュー構成です。
なかなか首都圏にはこのスタイルのお店は見つけられないんですよね。



店内はとても明るい雰囲気。
推定60 代後半のご夫婦が2人で切り盛りされています。

今回は一人できたので、カウンター越しに厨房がよく見える席を陣取ります。

壁にはてんほう!の餃子について説明書きが貼ってありました。

神戸餃子を出しているお店だということは知っていましたが、なんと神戸元町の人気店「ぼんてん」で餃子の作り方を学んだとか。

店主さんにお話をお聞きすると、ぼんてんの先代と元々の知人でその縁で餃子作りを教わったとのこと。

現在では東京のお客さんの好みに合うように改良したオリジナル版の進化させているそうです。

それから皮は今でも神戸から購入しているとのことでした。



神戸餃子のお店なのでつけダレはもちろん味噌ダレです。
こちらも自家製の味噌ダレを作りあげたとのこと。

楽しみですね。



焼き餃子と水餃子を一つずつ注文しました。

注文してから女将さんが餃子を包み始めます。
作り置きを一切しないというのにもこだわりを感じますね。

焼きは焼き機ではなく大きな鉄鍋で焼いていました。



餃子を調理している間に味噌ダレが渡されます。



白味噌をお酢などで溶いているようです。
他にもいろいろ入っていそうな複雑な味。

タレだけで美味しい。



水餃子用にはネギ入のポン酢しょうゆが渡されます。
若干しそのような爽やかな香りもします。



焼き餃子と水餃子がほぼ同時に出てきました。
タイミングを合わせてくるところも嬉しいですね。



やや小ぶりのサイズの焼き餃子は油多めでカリッカリに焼き目がつけられています。

焦げる直前が一番美味しいんですよね。
あくまでも私の好みですが、、、



薄皮でひだは2箇所だけ。
しかししっかりと圧着されています。



味噌ダレをたっぷりつけていただきます。

サクサクした食感の中には野菜多めの餡には野菜の食感もちゃんと残っています。



優し目の味付けながらしっかりと旨みがあります。



続いて水餃子。

風車のような形に盛りつけられています。



こちらも薄めの皮ですが、焼き餃子とは全く異なる表情を見せます。

のどごしが非常に良くツルッと入っていきます。

ポン酢と野菜多めの餡の相性も良いですね。



東京ではなかなか出会うことががない神戸スタイルの味噌ダレ餃子を堪能できました。

私は神戸の餃子がとても好きなので、もっと東京へ進出して欲しいですよね。

また神戸餃子が食べたくなったら千歳烏山に来たいと思います。

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tarekomi