信州戸隠の8年ものの行者にんにくを使った「行者にんにく餃子」作りに挑戦
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東京餃子通信編集長の塚田です。
長野県で行者にんにくを使った餃子を作っている美勢商事さんにお誘いいただいて、行者にんにくの収穫に行って来ました。
長野駅から車で1時間弱の戸隠高原に行者にんにく畑があります。
戸隠連山が見える標高1000mぐらいの場所です。
行者にんにくは山中で厳しい修行に励む僧侶たちが「にんにくのように精がつく」と好んで食べたのがその名の由来となっている山菜。
疲労回復効果のあるビタミンB1の吸収を促進するアリシンがニンニクの4倍も含まれているなど、滋養強壮効果が非常に高い食材です。
暑さに弱いので甲信越地方、東北、そして北海道で採れます。
畑でも栽培ができて、通常は2年〜4年ぐらいで出荷ができるとのこと。
しかし、美勢商事の契約農家では、なんと8年もの年月をかけてじっくりと育てていました。
株を育てるのに4年。更に畑に植えてから4年。
うちの次男が今年8歳なので、今年収穫できる行者にんにくは同級生です。
その貴重な行者にんにくを収穫させてもらいました。
その場で葉っぱの部分をかじってみましたが、ニンニクに近い香りがします。
甘みもあります。
ついでに山ウドの収穫も体験させてもらいました。
立派なウドですね。
その場で洗って食べてみましたが、全然エグみがない。
収穫した行者ニンニクは、塩尻にある美勢商事運営の餃子販売店「えんえん」に移動して調理をします。
通常は自社の餃子工場で作っているのですが、今回は折角なのでみんなで手造り餃子に挑戦しました。
えんえんでは、行者にんにく餃子以外にも色んな種類の餃子が販売されています。
国産素材と添加物、保存料を一切使わない、ヘルシーで安全な餃子作りが美勢商事のこだわりとのことです。
えんえんでは地元の子供たちなどを対象に餃子教室が開催されていてキッチンとして使えるスペースもあります。
その場所をお借りしました。
さて参加者のみんなで餃子を作り始めようとしたところ、「塚田さんのレシピで作りたい」とうリクエストを頂いてしまいました。
そこで急遽企画変更で「塚田家の行者にんにく餃子作り」をすることに。
少し時間を頂いて、食材をチェック。
餃子はさんざん作っていますが、行者にんにくを使うのは初めてなので、レシピは一から考える必要がありました。
行者にんにくをかじって味を再確認しつつ、材料の分量を計算し、妻にメモを取らせて、レシピの完成。
こんな感じです。
行者にんにくはニラよりも香りは弱いので、たっぷり使わせてもらうことにしました。
ぶっつけ本番なので美味しくできるかドキドキです。
餡が完成したところで、参加者の皆さんで餃子包み。
参加者への餃子包みの指南は、長男に任せました。結局、塚田家総動員の餃子教室のような展開に。
夕飯の時間が近づいていたので、私は奥の方で大量生産。
こちらは私が包んだ餃子。
急いで包んだので形や大きさにばらつきがありますね。
まだまだ、修行が足りません、、、
餃子作りも無事終了し、同じく美勢商事が経営する中華料理店に移動し大宴会。
餃子の焼きに関してはプロにお任せいたしました。
宴会も半ばでキレイな焼目の餃子が登場!
一同から歓声が上がりました。
良い感じに焼けてますね。
肝心のお味の方は、、、
ドキドキしながら食べてみると、、、
旨い!!
自画自賛的ではありますが、かなりの出来栄えです。
行者にんにくをたっぷり使わせてもらってので、非常に風味の良い餃子に仕上がっています。
また、餡の下味付けに使わせてもらったオイスターソースの味も良かったですね。
それから皮も弾力があって良かったです。
食材に大分助けられた感もありますが、参加者の皆さんにも喜んでもらえてホッとしました。
行者にんにくは、東京にいるとなかなか手に入らないですが、非常に良い食材だったのでまた使ってみたいと思いました。
ちなみに私のレシピの餃子ではありませんが、美勢商事運営の餃子通販サイト「美勢餃子」では、季節限定で行者にんにく餃子を販売してますので、是非この機会に試してみてください。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!