東京餃子通信編集長の塚田です。
先日発売された橘田いずみさんの餃子レシピ本「本日も餃子日和。」を参考に餃子を作って見ました。
当ブログの記事「GWに読んで欲しい餃子本その3「本日も餃子日和。」by 橘田いずみ」でも先日ご紹介しましたが、「本日も餃子日和。」には74種類もの餃子レシピが掲載されています。
各レシピは基本の肉あんに一種類の具材を足すだけという非常なシンプルなものなので、今回は2種類に挑戦してみました。
「本日は餃子日和。」レシピの秘密は基本のあんの味付けに使う「ねぎ汁」です。
ご本人に聞いたところでは、なんでも中国のレシピを読んでいてねぎ汁の存在を知ったとのこと。
ねぎ油はこれまでも使っていましたが、ねぎ汁というのは初めてです。
レシピによると本来は青ネギを使うのが良いらしいのですが、冷蔵庫になかったので長ネギの青い部分を使うことにしました。
まずネギの繊維質を壊すために、細切りにしたネギを潰していきます。
普通の長ネギの青い部分を使ったので、この潰す作業がなかなか大変でした。もっと細かく着ればよかったです。
青ネギを使えば、柔らかいので全然楽だと思います。
続いて生姜。
こちらをすりおろします。
生姜と水とネギを混ぜてよく揉みだしてネギのエキスを抽出します。
しっかりとネギエキスが出たらザルでこしてネギ汁の出来上がり。
ネギと生姜の良い香りがします。
青ネギを使うともう少し緑色で粘り気のあるネギ汁になるようです。
ネギ汁が完成してしまえば餡の作り方は超カンタン。
ひき肉に醤油や砂糖などの調味料とともにネギ汁を入れて練り込みます。
ネギ汁を豚肉が吸ってくれれば出来上がり。
ラップをしてしばらく冷蔵庫で寝かせます。
今回選んだ食材は、まずは大根。
1cm角弱ぐらいのサイズに賽の目切り。
寝かせた肉餡にただ混ぜるだけ。
もう一つはトマト。
生のトマトがなかったので、妻が保存ようにオリーブオイルに漬けていたトマトを借用。
こちらも細かく刻んでから汁気を軽く切って、肉餡に混ぜるだけ。
ちょっと緩くなってしまったので、もう少し冷やして餡を落ち着かせます。
あとは包んで焼くだけ。
いつもの通り焼けばハイ出来上がり。
簡単ですね。
大根餃子からいただきます。
ものすごくジューシーに仕上がっています。
そしてねぎ汁の風味がすごい!
ねぎ汁の実力は半端ないです。
餃子を食べて、味に驚いたのは久しぶり。
いままでに食べたことがないタイプの味付けです。
短時間で餡の旨味をギュッと吸ってくれてた大根の働きも素晴らしい。
一口で頬張ると餃子の奥の方から餃子の旨味が染み出てきます。
続いてトマト餃子。
こちらも酸味が効いていて、大根餃子とは異なった餃子に仕上がっています。
どうですかこの肉汁の多さ。
こんな餃子が自宅で簡単に作れてしまうのです。
ねぎ汁は、餃子以外にも色々な料理に使えそうなポテンシャルを強く感じましたが、74種類もレシピがあるので、私が別の料理に使うのはまだまだ先のような気がします。
というか、餃子以外ほとんど作らないですからね、、、
ねぎ汁ベースの餃子餡は、たくさん作って小分けに冷凍庫に常備をしておけば、いざという時にすぐに餃子が作れるのでとっても便利そうです。
みなさんも是非お試しください。
東京餃子通信では、皆さんからの餃子情報をお待ちしております!
