東京餃子通信編集長の塚田です。
先日、テレビ東京の朝のニュース番組「モーニングチャージ」を見ていたところ、ウエルシア薬局のPB開発についての特集が組まれていました。
全国チェーンのドラッグストアーがメーカーと共同で高級冷凍餃子を開発したということで早速週末に近くのウエルシア薬局へ。
一番奥の食品コーナーにいくと、冷凍食品だけで一列の売り場が確保されています。
ドラッグストアーにはちょくちょく来るのですが、これまで食品売り場はあまり意識することはありませんでした。冷凍食品に関して言うとスーパーマーケットにも勝るとも劣らぬラインナップ。
焼き餃子だけでも味の素と大阪王将の冷凍餃子の2強に加えて、見たことがない黒いパッケージの餃子の3種類が販売されています。
この黒いパッケージの餃子がホソヤコーポレーションとウエルシア薬局が共同で開発している「黒豚とザク切り野菜の生姜餃子」です。
番組ではPBと紹介されていましたが店頭では餃子にはウエルシア薬局の名前やロゴはなくホソヤコーポレーションの商品として紹介されています。
PBというよりもウエルシア薬局限定販売ということなのでしょうか。
冷凍餃子14個で税込537円というのはかなり強気な価格設定。
味の素や大阪王将の2倍以上の価格設定です。(入数は味の素、大阪王将はそれぞれ12個)
早速、家に帰ってお昼ご飯ように餃子を焼いてみました。
パッケージを開封するとやや大粒の冷凍生餃子が14個整列しています。
トレイで餃子が固定されているので、割れ・欠けはありません。
味の素や大阪王将の冷凍餃子は、水も油も不要であたためたフライパンの上に並べるだけでキレイに焼けますが、こちらの「生姜餃子」は大粒の冷凍生餃子のためしっかりと蒸し時間が必要になります。
餃子の2/3が隠れるぐらいのたっぷりのお湯を使って強火で6分ぐらいの蒸し工程、その後油を差して3分ほど強火で焼くという指示が書かれていました。
調理に約10分かかります。
こちらが10分後の姿。
14個一気に焼こうとしてちょっとギュウギュウに詰めすぎたようです。
カリカリに焼こうとしてよく焼きにしすぎました。(焦げる一歩手前、、、)
そして実食。
箸で持ち上げるとそれなりの重量感を感じます。
大粒ですし、機械包みながら餡も多めに入っているようです。
パッケージには「皮はもっちり!」と皮の食感をアピールしていましたが、皮自体は中厚で食感も普通。
市販の冷凍食品で「普通」のレベルまで持ってこれるだけでも凄いとは思いますが、販売価格を考えると少し残念です。
餡はパッケージの触れ込み通りキャベツのザクザクした食感が残っているのが素晴らしい。生餃子ならでは食感!!
豚肉も鹿児島産の黒豚を使い、野菜と豚肉の甘みや旨みを活かすため味付けは抑え気味。やや甘めの味付けです。