東京餃子通信

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アメリカナイズされた焼き餃子をP.F.Chang's China Bistroで食す

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せっかくアメリカに来たのだからチャイナタウンに行って中国風の水餃子を食べるのではつまらないという話をしていたら、アメリカで人気の中華ビストロチェーン店を紹介してもらいました。

その名もP.F.Chang's China Bistro。全米どころか世界展開をしている人気チェーン店です。

今回はサンフランシスコ郊外のプレザントンという町のP.F.Chang's China Bistroに行ってきました。




時間は18時半ぐらいだったのですが、こちらはサマータイムなのでまだまだ明るいです。
このサマータイムって仕組みは良いですね。仕事を終えて外にでてきてもまだ数時間は明るいままです。

そとは明るいのですが、アメリカ人は照明をおとしめのレストランの雰囲気がお好きらしく店内はかなり暗めです。

なかなか雰囲気のあるすてきな店内で、バーコーナーがあったりします。この辺もアメリカンですね。

餃子は何と手作り餃子。しかもpan-friedつまり「焼き」が選べます。これは期待できるかも。
メニューも意外と充実していて、豚、野菜、レモングラスチキン、枝豆そして海老から選択できます。

一皿6個で600円弱はちょっと高めの価格設定ですが許容範囲内。

日本ではあまり出会えないレモングラスチキンと枝豆を3個ずつ作ってもらう事にしました。




15分ほど待って、ようやく餃子たちがやって来ました。形が不揃いなところを見ると手作りというのは本当なのでしょう。

普通の餃子の形をしているのがレモングラスチキン。その間にあるのが枝豆です。

丁寧に並べられていて、この辺の見た目にも気をつけているところには好感が持てます。




まずは枝豆餃子をいただきます。こちらはベジタリアン向けの餃子なので肉類はいっさい入っていません。すりつぶした枝豆が餡の具材。餡にはあまり味付けはされてません。

甘辛く味付けされた醤油ベースのタレをつけて、タレの味で食べる感じです。

皮は日本の焼き餃子よりは分厚いですが、北京で食べた鍋貼のようにゴワゴワした固さはありません。

前日の電子レンジ餃子で期待値が下がっていた事もありますが、思ったよりは美味しかったです。




続いてレモングラス焼き餃子。
中国でも言える事ですが、焼き方はあまり上手ではないですね。焼き餃子にきれいな焼き目をつけるのは日本独特の技術なのかもしれません。

皮は枝豆餃子と同じですが包み方が違います。
餡はかなり少なめでチキンが中心。レモングラスの風味がもっとするのかと思いましたが、あまり感じることができませんでした。

味付けはさっぱりめというかほぼチキンのまんま。
こちらもタレをたっぷりつけて食べるのが基本のようです。



ジューシーな日本の焼き餃子に比べるのは正直厳しいですが、ベジタリアン向けの餡が用意されていたり、盛りつけ方が工夫されてたりと、上手くアメリカ人が喜びそうな感じにアレンジされた餃子だったと思います。

アメリカの餃子をちょっと見直すことができました。

餃子以外のメニューも上手くアレンジされてて美味しかったので是非機会があれば行ってみてください。