東京餃子通信編集長の塚田です。
ミシュランガイドの三ツ星よりも予約が取りにくいという噂の会員制高級紳士餃子レストラン「蔓餃苑」の苑主パラダイス山元さんから驚きのニュースが発表されました。
💥💥💥💥💥蔓餃苑いったんヤメます。ムツゴロウやワラスボが絶品餃子になります。珍魚”餃子レストラン「珍魚苑」期間限定開苑することになりました。https://t.co/R7ZyDhOqSJ
— パラダイス山元🎅🏻🎅🎅🏿 (@mambon) 2017年7月25日
なんと「蔓餃苑」を閉苑し「珍魚苑(ちんぎょえん)」なる新な餃子店に生まれ変わるとのこと。
ちなみに「蔓餃苑」って何?という方は、まずこちらの記事を御覧ください。
今回発表された「珍餃苑」は、日本一広大な有明海の干潟と面する「佐賀県」と「蔓餃苑」のコラボレーションで生まれた新な餃子店です。
ムツゴロウやワラスボといった有明海の干潟ならではの貴重な珍魚を餃子の具材として楽しむことができます。
これらの有明海の珍魚たちは、夏に旬を迎え地元では刺身、煮付、干物など様々な形で美味しく食べられているそうなのですが、県外の人たちにもっと気軽に、珍魚の魅力を楽しめるようにと、今回の企画が立ち上がったそうです。
こちらがムツゴロウ。
漁の様子はテレビで見たことがありますが、私も実際に食べたことはありません。
少し調べた限りでは脂がのっていて蒲焼にして食べると美味しいとのこと。うなぎに近いのかもしれません。
蔓餃苑ではうなぎ餃子もあったので、似たような感じにアレンジされるのかもしれません。
続いてワラスボ。
こちらは見た目はエイリアン。
地元の方は刺身や干物にして食べるそうです。干物にすると非常に硬くなり、エイヒレのような味わいになるのだとか。
これが餃子の具材としてどのように活かされるのか非常に楽しみです。ビジュアル的にはインパクトのある頭の部分はそのまま活かしてほしいところです。
ワラスボについてもっと知りたい方は佐賀市のプロモーションビデオWRSBを御覧ください。
こちらは御覧の通りイソギンチャク。
地元では「ワケノシンス」と呼ばれ、唐揚げにしたり、味噌汁の具や煮付けにして食べられるのだとか。
ちなみに「ワケノシンス」は地元の方言で「若者の尻の穴」という意味なのだとか。
尻の穴餃子がどんなものになるのか、全く想像できませんが楽しみですね。
「珍魚苑」では、ムツゴロウ、ワラスボ、ワケノシンスだけでなく、他にも有明海ならではの珍魚を使った餃子が色々と楽しめるそうです。
佐賀県知事の山口祥義さんもこの企画にかなり熱意をもって取り組んでいるようで「珍魚苑」に関するメッセージも発表しています。
ムツゴロウ、ワラスボなどの有明海の珍魚を見たことがありますか?
見たこともないユニークな姿をしていますが、とてもかわいい動きをするのです!
そしてこれらは、地元で昔から愛されている、佐賀県が誇るおいしい特産品です。
幻の名店「蔓餃苑」と有明海の珍魚が織りなす、他では決して味わうことのない幻 のグルメをどうぞご堪能ください。
また、餃子の王様ことパラダイス山元さんも「珍魚苑」に関して、このような意気込みの言葉を発表しています。
ふとしたきっかけで訪れた有明海。道の駅や地元スーパーには、有名なムツゴロウ や、凶暴な顔つきがまるでエイリアンのようなワラスボなど、これが食材なのか! といったものがズラリ。
本当は、友人宅で佐賀牛を使った餃子をつくろうと思った のですが、予定を変更。
有明海の珍魚を使っての餃子づくりに没頭しました。
餃子道50年になる私が、口にしたことがない、驚くようなその味覚に惚れ込んで、蔓餃苑を一旦閉めて、有明海の幸だけを使った「珍魚苑」をオープンさせます!
著書の「餃子の創り方」や「うまい餃子」などを通じて、餃子が自由な食べ物だということを発信し続けているパラダイス山元さんが、有明海の珍魚たちとガチンコ勝負をして生み出した新なに産み出した餃子たち、是非食べてみたいですよね。
しかしこの「珍餃苑」の餃子を味わうことができるのは、たったの100名のみなのです。
珍魚苑の開催概要は下記の通りです。
- 場所:東京都杉並区 荻窪駅から徒歩10分圏内
※詳しい住所は当選者のみにお知らせ - 期間: 2017年8月9日(水) ~ 9月22日(金)の期間で不定期開催
- 参加方法:予約応募フォームから申込み、抽選
・第1弾 8月9日(水)~8月31日(木)開苑分 計5回
応募期間:7月25日(火)~7月31日(月)、当選者発表:8月3日(木)
・第2弾 9月1日(金)~9月22日(金)開苑分
応募期間:8月中旬募集予定、当選者発表:8月下旬を予定 - 料金:お一人様 20,000円(税込)
※飲み放題込み
・有明海の珍魚を使った幻の餃子のフルコースを提供
・佐賀の日本酒などアルコール、ノンアルコールドリンクが入った冷蔵庫の飲み物が飲み放題
詳細、お申込みは以下の珍魚苑公式サイトから行えます。
100名限りという狭き門ですが、蔓餃苑の会員、非会員問わず申し込みできます。
皆さんもこの千載一遇のチャンスにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに私は既に応募を済ませてありますので、皆さんのライバルでもありますw。