東京餃子通信編集長の塚田です。
以前、テレビ番組で見かけて気になっていた用賀の「たまがわや」を訪問してきました。
用賀駅から徒歩3分ほど。店頭によしずが立てかけられた涼しげな雰囲気のお店です。
「たまがわや」はラーメン専門店ですが餃子が美味いと評判のようです。
餃子は焼き餃子ではなく水餃子が用意されています。
ラーメンは中華そばにもりそばと、どうやら大勝軒の流れをくむお店のようです。
麺類と水餃子のセットメニューもあります。お一人様には嬉しいメニューですね。
今回は中華そばと水餃子のセットを注文。
麺が自家製麺ということは、餃子の皮も期待できそうですね。
店の隅の方にはかちどき製粉の小麦粉は「サンブリッジ」と「特75」が積み重ねてありました。調べてみると大勝軒で使われている小麦粉と同じらしいです。
餃子の皮にもこれらの小麦粉が使われているのでしょう。
10分弱で水餃子と中華そばがほぼ同時に運ばれてきました。
何も言わずに同時に麺と餃子が同時に来ると「この店デキル！！」って感じますよね。
麺はもちもちした中太麺。並盛りですが、麺の量はかなりあります。
スープから魚の良い香りがします。 大勝軒の中華そばよりもさっぱりしている印象を受けました。
続いて水餃子。
サイズは一般的なサイズですが皮がモチモチっとしていて食べ応えがありそうです。
ぷっくりと丸みを帯びた可愛らし形をした水餃子です。
モチモチとした弾力のある皮のなかには豚肉ベースの餡がたっぷりと包み込まれています。
少し野菜の色、香りや食感が一般的な水餃子とは異なるのに気付きました。
これは白菜やニラを使わずに青梗菜を使っているのだとか。
加熱をしてもシャキシャキっとした食感としっかりとした野菜の味が感じられるので、青梗菜や小松菜を使うというのは理にかなっていますね。
餡の下味はそれほど強くはないので専用のつけダレをつけていただきます。
酢醤油とラー油がベースのようですが、それ以外にも何か入っていそうです。
餃子ダレをたっぷりとからめて、ネギと一緒に一口でいただきます。
辛味がアクセントとなり餃子の味の印象がだいぶ変わります。皮に少し穴をあけてなかまでタレを染み込ませて食べても良いと思います。
テレビで事前情報はあったもののラーメン専門店でこんな本格的な水餃子が食べられることは滅多にないので、大変驚きました。
贅沢な願いではありますが、この延長で焼き餃子も作ってもらえると嬉しいですね。
たまがわや （ラーメン / 用賀駅）
夜総合点★★★★★ 5.0
