大阪餃子通信の現地特派員の本家ヲサムです。
台風が近づいている最中でしたが、折角の連休なので宿題店舗を複数まとめて訪問してきました。
今回は大阪市南部のディープエリア!?
この地域の餃子店を3軒ハシゴしてきました。
まず一軒目は、大阪津守の創業45年の老舗大衆中華「ぎょうざや」さん。
津守駅で降りて、津守商店街、鶴見橋商店街と二つの商店街を歩いて行き、路地に入るります。
すると、そこにはタイムトリップした様な雰囲気の大衆中華店が現れます。
はい、ここが「ぎょうざや」さんです。
店内は小上がりがあります。昔はこのスタイルの中華屋さんが多かったですが、最近見かけることは少なくなりましたよね。
「ぎょうざや」という餃子専門店の様な店名ですが、メニューを見ると、沢山の中華料理があります。
オープン同時の11:00にお店に入ったので暫く貸切状態です。
一軒目なので少な目にしようと、定番の焼餃子とライスを注文したのですが、お店を切り盛りされている愛想愛嬌の良いお母さんと息子さんの谷村政紀さんに、メニューにはない限定のシソ餃子を勧められました。
ならばとシソ餃子を追加注文しました。
餃子が出来上がるまで色々なお話をさせて貰いました。
創業当時はお父さんもいらっしゃった様ですが、早くして他界され、その後は息子さんが継がれているらしいです。
この地で45年…話している間にも地元の常連さん達がテイクアウトに来られます。
多くの方に愛される下町の大衆中華、私もファンになりそうです。
10分程で餃子が焼き上がりました。
まず、定番の焼餃子、そしてお母さんがサービスで出して下さったニラ餃子3つ。
ニラ餃子は皮からうっすら緑が透けて見えています。
この2種は酢醤油、そして肉味噌を付けて頂きます。
定番餃子は素朴な味わいです。
続いてのニラ餃子は肉とニラだけで餡が作られている為、もの凄くニラ独特の良い風味が口に広がります。
肉味噌も絶品の味わいです。
続いて、またもやお母さんがサービスで出して下さった水餃子2つ…
これはポン酢で頂くのですが、兎に角旨いっ!
焼餃子より更に野菜の旨味が増しています。
何個でも食べれそうです。
そして、シソ餃子が焼き上がりました。
これには自家製梅肉を付けて頂きます。
シソの葉の爽やかな風味がとにかく良く、これが梅肉との相性が最高…
感動的な組み合せですね。
沢山の餃子をライスと食べていると、またまたお母さんが気を効かせて漬物の盛り合せを出して下さりました。
これがまた美味しい!
まさに箸休めになります。
ヤバイ!一軒目でお腹が満腹になっていきます。
しかし、大阪の郊外にこんな名店があるなんて…
またゆっくりとお邪魔したいです。
お母さん、本当にありがとうございました!
また伺いますね。
「ぎょうざや」
大阪市西成区鶴見橋3-7-21
06-6561-8576