大阪餃子通信の現地特派員の本家ヲサムです。
今日はクルマを走らせて郊外の餃子屋さん巡りです。
向かった場所は大阪の東の端です。
東大阪の瓢箪山にある「ぎょうざ屋 天」さんです。
東大阪といえば、餃子に詳しい方はピンと来るかもしれませんが、実はこちらのお店もあの丸正系の餃子です。
「丸正」に関しては大阪餃子通信でも以前にまとめ記事でその系統店をレポートしましたが、その際には未訪問だったお店です。
こちらのお店、丸正の味をどれくらい継承しているのか楽しみです。
お店に入ると、手前がカウンター席、そして奥がテーブル席です。
カウンター席の端に座り、東京餃子通信の名刺を出し挨拶させて頂き、餃子を一人前(250円)注文すると、「写真を撮るなら見栄えがいい方が良いから一人前サービスして二人前を焼くから!」と店長の宮川さんが気前よく接客して下さいました。
夕食で訪れたので、餃子の他に「天の天丼」とやらも注文しました。
餃子が焼き上がるまで店長と少しお話をさせて頂くと、こちらのお店は創業して約18年らしいです。
店長はその昔「丸正」で働き、同じく丸正系の「としや」の店長を師匠とされています。
この地で安くて美味しい餃子を地元密着型で提供され、現在では人気店になっています。
暫くすると、「天の天丼」が目の前に運ばれて来ました。
豚天と海老天を卵でとじた賄いメシの様な個性的な丼です。
一口食べると、凄く家庭的な味わいです。
薄味で重くなく、とても美味しく頂けました。
そして、お待ちかねの餃子が焼き上がりました。
超薄皮の餃子は照りと焦げが絶妙ですね…
これが丸正系の特徴でもあります。
写真映えもいいんじゃないでしょうか。
一口食べると皮も餡も口の中で解ける様な食感です。
小ぶりな餃子はあたかもフグ刺しを食べるかの如く、複数個まとめて、どんどん口に運んでしまいます。
餡は少し辛味もあり、丸正系を忠実に継承した内容です。
最後はお茶目な店長がナイスポーズを決めて下さいました。
「ぎょうざ屋 天」
大阪府東大阪市鷹殿町10-28
072-988-5585