大阪餃子通信の現地特派員の本家ヲサムです。
アマ(尼崎)に関西のグルメブロガーなら必ず訪れるという立呑の銘店があるとのことでやって来ました。
場所は阪神尼崎駅を降りて、尼崎えびす神社に向かって5分程歩いた辺りにぽつんとあります。
「下山酒店」の隣に併設された「立呑処しもやま」さん。
いわゆる角打ちです。
暖簾の向こうには既に多くの人が居ます。
こちらのお店は8:30開店、20:30閉店、工場地帯が近くにあるので夜勤労働の後、朝の一杯が楽しめるお店ですね。
尼崎には、こんな角打ちが何軒かあります。
創業は昭和47年の「下山酒店」はその代表格です。
暖簾を潜り、カウンターに立ち、まず注文したのは大瓶ビールです…
こういうお店ではジョッキより瓶が合いますね。
そして、壁のメニューの左端の方に辛うじて見える餃子を注文。
ガラスケースにも右端の方に餃子が入ってました。
角打ちのメニューに餃子があるなんて感動です。
餃子はカウンター奥の波型プレートのフライパンで焼かれます。
焼き上がるまで、冬の名物おでん!
すじ、大根を摘みます。
このおでん、出汁が“しゅんで”(しみこんでいることを関西ではしゅんでいると言います)絶品です。
こちらのお店は30代後半ぐらいのご夫婦?とおばあちゃんの3人が厨房に立たれて営まれています。
しかし、メニューを見てもガラスケースを見ても酒の肴が沢山ありますね〜。
夏はおでんに代わり名物の天麩羅があるらしいです。
暫くすると餃子が焼き上がりました。
皿に盛り付けると、その上からタレを振り掛けています。
そして、目の前に出されました。
うわぁ美味そう…
恐らくスーパーの既製品だと思いますが、この焼き具合が何とも言えませんね。
両面を揚げ焼きし、余分な油はなく実にカリッとした仕上りになっています。
早速、焼き立てを一口頂きます。
おぉ、サクっとした食感、そして餡はパサつきもなく、実に美味しい餃子じゃないですか。
間髪いれず、ビールをグビッと飲みます。
金曜夜の至極のひとときですね。
周りをみると、日雇の労働者っぽい方、サラリーマン、リタイアした年配の方など、様々な客層の方がいらっしゃいます。
写真を撮っているのは僕ぐらいでした(苦笑)。
30分位居て、おあいそすることに…
- 大瓶ビール 400円
- 餃子 200円
- おでん すじ 150円
- おでん 大根 100円
〆て850円…安いっ!まさにセンベロです。
この大衆的な雰囲気は大好きです。
尼崎に来たら、立ち寄りたくなるお店ですね。次回は朝一に来てみたいです。
朝8時台からビール!最高じゃないですか。
「立呑処しもやま/下山酒店」
兵庫県尼崎市神田南通1-3
06-6411-2362