東京餃子通信編集長の塚田です。
横浜の根岸森林公園でのランニング練習の帰り道、ちょっと足を伸ばして横浜橋商店街にやってきました。
戦前から栄える歴史のある商店街で桂歌丸師匠が名誉顧問として応援していることでも有名ですね。
この日の目的地の店は広東料理の老舗店「酔来軒」。
横浜橋商店街の阪東橋とは逆側の入り口から2軒となりに位置します。
餃子と並んでこの日のお目当は酔来丼。
店名を使った酔来軒のフラグシップ的メニューとのこと。
丼もの400円で食べられるってすごいですね。
店内は昔ながらの食堂のような作り。
今回、初めての来店だったのですが、初めて来たように思えない懐かしさを感じます。
席について壁にかけられた写真をみて懐かしさの理由に納得。
住友生命1upのCMで瑛太さんが「いつもの」酢豚定食の注文を試みたあのお店がここ「酔来軒」だったようです。
CMを通じて何度も来ていたわけですね。
注文は酔来丼と餃子に決まっているのですがメニューをチェック。
酔来丼だけ超オススメ状態になっています。
他のメニューに比べても400円という価格設定は激安ですよね。
注文をしてものの2~3分で酔来丼が運ばれてきました。
かなりボリュームがあります。
これで400円は驚き。
ちなみに今回は餃子を頼んだので遠慮しましたが、200円でワンタンを追加することができるそうです。
ご飯の上に乗っているのは、チャーシュー、メンマ、もやし、ネギそして半熟目玉焼き。
専用のタレにカラシを溶かして準備完了。
丼の上からまんべんなくかけます。
まだまだ完成ではありません。
最後にご飯と具材とタレをぐちゃぐちゃに混ぜて酔来丼の完成。
これぞB級グルメって感じの丼メニュー。
これが旨いのなんのって、、、
タレと卵の組み合わせが最高に旨い。
チャーシューやメンマの歯ごたえとか甘味も良いアクセントになってます。
他に類のないオリジナリティ溢れる料理でした。
続いて焼き餃子の登場。
かなりの焼きムラがあります。
ここまでムラがある焼き目も逆に難しいかも。
色んな焼き目の食感を楽しめるようにわざとこのような焼き方をしている、、、わけでは無いですよね。
もっちりとしたやや厚めの皮を使っています。
ヒダはかなり大きめ。
無骨な感じも酔来軒の餃子の魅力の一つなのかもしれません。
餡は豚肉とキャベツそして長ネギをたくさん使っています。
ネギの辛みが印象的ですね。
餃子の餡の下味はあっさり目なのでタレをつけて食べるのが良さそうです。
ネギの辛さとよく合うのが味噌ダレです。
お酢で味噌を解いて自分好みの濃さに調整をしたタレを餃子にたっぷりとつけて食べると美味しさ倍増。
酔来丼も餃子もオリジナリティ溢れていて美味しく楽しく食べることができました。
広東料理の老舗店なので、次回は人数多めで来て他のメニューも色々と試してみたいと思いました。
お店を出た後にネット上の口コミ情報で復習をすると裏メニューもあるようなので通い詰める楽しさもありそうですね。
酔来軒 （広東料理 / 阪東橋駅、伊勢佐木長者町駅、黄金町駅）
昼総合点★★★★★ 5.0
