東京餃子通信編集長の塚田です。
仕事で東京国際フォーラム来たので、有楽町駅周辺で未踏の餃子店を探索してみました。
有楽町はよく来る場所なので、銀座方面まで含めてかなりの数の店を訪問済み。
そうそう新しい店なんてないだろうなと思っていたところ、有楽町イトシアの地下に大連餃子基地が「DALIAN STAND」という名前で出店しているのを発見しました。
大連餃子基地は麻布十番や横浜中華街など、首都圏に数店舗構える人気餃子店。
最近は大阪にも進出を果たしているようです。
イトシアの地下におりていくと「DALIAN STAND」を発見。
餃子を始めとする中華惣菜やお弁当の販売コーナーの脇にイートインスペースがあります。
カウンター席のみで、ゆっくり食事という雰囲気ではありません。
お持ち帰りが主で、食事スペースはおまけという感じですね。
逆に軽くランチを食べていくにはちょうど良いかもしれません。
イートインメニューは餃子だけでなく、定食メニューや麺類などそこそこ充実していますが、価格も1000円前後とやや高めに設定されています。
もちろん私は大連餃子セットを注文します。
カウンター席で待つ事10分ほど。
ようやく餃子が運ばれてきました。
大連餃子基地の餃子は皮が厚めなのが特徴なので、調理時間がかかるのは致し方ないですね。
餃子6個の他に、スープ、ミニサラダ、ライスがついています。
餃子には美しい網目状の羽根がついています。
私も網目の羽根を付けて餃子を焼きたいのですが、焼きかたがよくわからないんですよね。
餃子本体はぷっくりと丸みを帯びた形。
羽根のカリッとした食感と、焼き面のサクッとした食感、そして皮のモチモチ食感の3種類の食感が同時に楽しめます。
よく伸びそうな手延べの皮を使い、餡をたっぷり包んでいます。
とても食べ応えのある餃子です。
餡は豚肉がたっぷり。
さらにスープを練りこんであるので、熱々の肉汁が中からピュッと飛び出てきます。
火傷に気を付けましょう。
餡にはにんにくを使っていないので、豚肉と野菜が本来持つ風味が感じられます。
皮も餡もしっかりした主食系の餃子なのでライスなしでも良いぐらいです。
とてもジューシなので、後半は少しさっぱりさせるためにお酢とカラシのタレを試してみました。
こちらで余分な油をサッと落としていただきます。
カラシの辛味と餃子の肉汁の相性が非常に良いです。
鼻からカラシの香りがスッと抜けていくのも、爽やかで良いですね。
これまで麻布十番や横浜中華街に行かないと食べられなかった大連餃子基地の餃子が有楽町で気軽に食べられるようになったのは朗報です。
ゆっくり食事はできないので、ランチに使うのが良いかもしれないですね。
ダイレンギョウザキチ ダリアンスタンド (中華料理 / 有楽町駅、銀座駅、日比谷駅)
昼総合点★★★★★ 5.0