東京餃子通信編集長の塚田です。
タレコミ情報をもとに金曜日の夜の神田の裏路地を歩いていくと黄色い看板を発見。
中国家常菜「香満楼」は神田で働いていた東京餃子通信読者の方がしょっちゅう通っていたというお店。
大陸系の中華居酒屋といった雰囲気のお店ですね。
店に入る前に気になったのはドリンクの価格設定の安さ。
生ビールは300円、ウーロンハイにいたってはなんと200円です。
神田って良い町ですね。
さらに超お得な寄り道セットなるメニューも紹介されていました。
980円で、生ビール or ウーロンハイ + 餃子一皿 + 一品料理が選べるセット。
一品料理も麻婆豆腐やレバニラ、ニラ玉など中華の定番メニューが9種類用意されています。
というわけで今回は寄り道セットをいただくことにしました。
ドリンクは生ビールを選択。
やや遅めの時間だったので店内は半分ぐらいの席の埋まり具合。
席で眠ってしまっているサラリーマン風のお客さんもいました。
金曜日の神田にふさわしい光景です。
餃子と一品料理の他にお通し的にピーナッツを出してくれました。
こちらも寄り道セットの料金内の様です。
ちょっとしたことですが、料理が出てくるまでのつなぎになるので嬉しいですね。
ピーナツで時間をつなごうと思いきや、一品料理がものの1~2分で運ばれてきました。
とにかく速い!
ちなみに一品料理は麻婆春雨を選びました。
一人で食べるには十分すぎる量ですね。
味もピリ辛で濃い目でお酒のつまみに丁度良かったです。
ビールと春雨を楽しんでいると、ここで餃子が登場。
ぷっくりとした餃子が5個お皿に盛られています。
若干焼きムラや焦げの残りが気になりましたが、焼き加減自体は良い感じです。
焼くときに焼き面を広くとっているのは評価ポイント。
やや厚めの皮を使いひだも深めに刻まれています。
ひだの部分は弾力が強くモチっとしていて、焼き面の食感との対比が面白いです。
餡はスープが練りこまれていてかなりジューシー。
にんにくはあまり気になりません。
大きめに刻まれたニラがたっぷり入っていて、良い香りがします。
タレはお店で調合済みの餃子ダレが用意されています。
餡のスープで味付け的には十分な気もしますが、塩気と辛味が足りない場合はタレで調整するのが良さそうです。
これで1000円を切る価格設定はすごいですね。
ウーロンハイをお代わりしたとしても1200円。
餃子も美味しいですし会社帰りに軽く飲んで行くのには最適。
神田で働く皆さんが羨ましく感じるお店でした。
香満楼 (中華料理 / 神田駅、新日本橋駅、岩本町駅)
夜総合点★★★★★ 5.0