東京餃子通信

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大阪餃子通信:~“泡ダレ”と“粉ラー油”で食べるニュースタイルの餃子~「東京粉餃子」&「FUNHOLiC」【肥後橋・福島】

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東京粉餃子&ファンフォリック タイトル写真 大阪餃子通信の現地特派員の本家ヲサムです。

最近「泡で食べる餃子」が話題になっている様なので、大阪で泡で食べられる2軒をハシゴしてみました。

ちなみに両店は元々「東京泡餃子」という店名で営まれてましたが、餃子業界ではよくある商標問題で共に現在では店名変更をされています。

まず一軒目は肥後橋にある「東京粉餃子」さんです。

今年2月にオープンしたお店です。

東京粉餃子①


 

大通りから少し入った場所にあり、お洒落な雰囲気で、店内はカウンター席とテーブル席があります。

東京粉餃子①

 

とても愛想愛嬌の良いスタッフ瑞穂さんにメニュー説明をして貰い名物の「泡餃子 キャベツ」(380円)を注文しました。

東京粉餃子①

東京粉餃子②

東京粉餃子②

 

通常餃子は液ダレを付けて食べますが、こちらではタレをポンプ容器から出すことで泡状にして、加えてパウダーラー油と共に付けて食べる斬新なスタイルを提案されています。

東京粉餃子③


店名の「粉餃子」は、このパウダーラー油から由来している様です。

また何故店名が「東京○○」なのか…

それは新しい食提案は「東京」のイメージの方が合っているとのことだそうです…

そうか「大阪」じゃダメなんだ(苦笑)。

餃子は羽根つきでいい色に焼き上がっています。

東京粉餃子③

 

早速頂きます。

泡ダレ、そしてパウダーラー油を付けて一口…

おぉ初めての食感です。

フレンチ?!

思わずそんな感覚にもなります。

泡ダレの味は思っていたよりしっかりしているので通常の液ダレの旨味は損なっていません。

パウダーラー油も丁度良いマイルドな辛さです。

餃子自体も肉汁たっぷりでとても美味しかったです。

ちなみに、この泡ダレの中身は、醤油・ポン酢、そしてプラスα(企業秘密)らしいです。

東京粉餃子③

オーナーの中川一郎さん、色々ありがとうございました。


つぎ二軒目は福島にある「FUNHOLiC」さんです。

「東京粉餃子」さんよりも先にプロデュース開業された親戚店だった様ですが、諸事情で両店の関係は現在は切れています。

こちらは駅近立地で福島らしいお洒落な雰囲気です。

ファンフォリック①

 

因に店名の「FUNHOLiC」とは「楽しさの中毒」という意味らしくウィットのある店名ですね。

こちらも「東京粉餃子」さんと同様、店内はカウンター席とテーブル席があります。

ファンフォリック①

 

店長の山田アキラさんにメニュー説明をして貰い、先の店と同じく泡で食べる名物の「肉餃子」(480円)を注文しました。

ファンフォリック①

 

こちらのお店が最初にこの泡餃子を世の中に出された様です。

カウンターには旧店名「東京泡餃子」の頃の小皿が置かれいてますね。

そしてまず、お遠しとしてニンジンのマリネ的なモノが出てきました。

レーズンとアーモンドがあえられていて、餃子の箸休めとして相性の良い一品です。

 

店長は元々洋食のシェフだったらしく、なかなかの料理の腕前です。そして餃子が焼き上がりました。

こちらは泡ダレが既に皿に添えられています。

餃子自体に関しては、「東京粉餃子」さんでは羽根つきでしたが、こちらはそうではないです。

個数も2つ多く、サイズ感も大きいです。

値段も100円お高いですからね。

ファンフォリック③

 

この餃子に泡ダレとパウダーラー油をつけて頂きます。

基本的にこれらのタレは「東京粉餃子」さんと同じ味わいですが、餃子自体はこちらの方が味の主張が強い印象を受けました。

肉汁感は少ないですが餡の弾力性もあり食べごたえがありますね。

ちなみにこの泡ダレは一日置いてても泡が無くなることはないらしいです。

こちらも先の店同様に製法が企業秘密だけに気になるところです。

ファンフォリック③


新しい食べ方スタイルの餃子、餃子文化の進化を考えると大変面白い試みだと思います。今後も両店共に競い合って頑張って貰いたいと思います。


東京粉餃子

大阪市西区京町堀1丁目11-3

06-6225-7188


FUNHOLiC

大阪市福島区福島7-5-20

06-6131-8548