東京餃子通信編集長の塚田です。
今回も大阪から餃子情報のお届けです。
「餃子とは性つく運つく女つく」
というキャッチフレーズで有名な餃子店があるということで、北大阪急行の江坂駅にやってきました。
江坂駅は新大阪の少し北あたりに位置し、大阪の住みたい街ランキングの上位によく顔をだしているベッドタウンです。
駅から1kmほど離れた住宅街の中に、ぎょうざの店「珉宝」はあります。
歴史を感じさせる店構えですね。
別のアングルから見ると例のキャッチコピーが書かれた立て看板が置いてあります。
確かに「餃子とは性つく運つく女つく」と書かれています。
「性つく」っての「精つく」という意味でしょうか?
「運つく」「女つく」は意味はわかりますが、本当に効果があるのでしょうか?
一般的な餃子ではなく「珉宝」の餃子を指しているのかもしれないので、今回は検証を行ってみたいと思います。
店内はカウンターと奥の方にテーブル席。
テーブル席には地元の常連さんっぽい方たちがビールと餃子を楽しんでいます。
良いですねこの雰囲気。
カウンター席に座りメニューに目をやると、そこにも「餃子とは性つく運つく女つく」のキャッチコピーが掲げられています。
徹底してますね。
事前に「珉宝」の名物は黒いチャーハンと餃子だという情報を得ていたので、それらをオーダー。
数分後、先に運ばれてきたのは黒いチャーハン。
本当に黒い。
パラパラ感の全くないしっとりふっくらした、これぞ町中華のチャーハンといった感じのチャーハンです。
色が黒いのを除いては、、、
甘しょっぱいかなり濃いめの味付け。
どうやってこの味をだしているのかは分からないのですが、癖になる味付けです。
続いて餃子も焼き上がりました。
お皿には小さめの餃子が7個盛られています。
大阪の餃子店は丸正系を中心に一人前7個というところが多いんですよね。
かなり薄めの皮が使われているのですが、パリッとした感じではなく柔らかくしっとりした感じ。
黒いチャーハンに通ずるところがあるかもしれません。
餡はキャベツと豚肉が練りこまれねっとりとした食感。
味付けはシンプルですがニンニクががっつりと効いています。
このニンニクがっつりなのが性つく(精つく?)の所以なのでしょうか。
大阪の餃子店では珍しく、たれはお酢と醤油で自分で調合するタイプ。
比率は酢七分、醤油三分、ラー油少々。
一般的には醤油薄めだと思いますが、私はいつもこれくらい。
なんならもう少しお酢が多いぐらいです。
指定された通りの比率でタレを作りました。
ニンニク香る餃子にたっぷりとタレをつけます。
油が落ちてちょうど良い感じの仕上がりです。
この餃子には薄めのタレが合いますね。
ラー油はお好みでもう少し増やしても良いかもしれません。
「珉宝」の餃子を食べた翌週末にフルマラソンを走ったのですが、なんと自己記録を更新。
性つく(精つく?)の部分は早速効果があったのかもしれませんね。
残りの、「運つく」と「女つく」のところに関しては、今の所なんの予兆もありませんが、今年は年末ジャンボか有馬記念あたりで勝負をかけてみようかと、、、
「女つく」については、私は既婚者なので検証は控えさせていただきますので、どなたか検証をよろしくお願いします。