東京餃子通信編集長の塚田です。
先日静岡マラソンに出場をしてきました。
ものすごく走りやすいコースだったのですが、残念ながら自己新記録には至らず。
一人反省会をするため静岡の地元の餃子店へ。
前々から気になっていた静岡駅前にある餃子研究所に向かいました。
レース後に着替えたり、お土産を買ったりと、いろいろと時間がかかり静岡駅にもどってきたのは15時前。
某グルメサイトの情報によれば、週末は15時からの長めの夜営業ということだったので、開店同時にお店に入ろうとお店の前までやってきたのですが、、、
なんと、、、
休憩時間中。
どうやら平日と同様にランチタイムとディナータイムを分けて間に休憩を入れるようになったらしいのです。
これは大ピンチ。
急遽周辺で餃子の美味しそうな店を探そうと検索をしたりウロウロしたりしてみたのですが、日曜日は休みだったり、この時間帯は休憩時間だったりと、めぼしい店が見つかりません。
このままだと、静岡まで来てノー餃子で横浜に戻ることになってしまいます。
マラソンの反省会どころの騒ぎではありません。
落胆しながら静岡駅まで戻ってくると、、、
そこには「浜松餃子」の看板を発見。
なんと浜松の中華ファミレス「五味八珍」が昨年の11月に静岡駅に進出していたのです。
「五味八珍」は浜松を中心に静岡全土に40店舗以上の展開するローカルチェーン店です。
全国チェーンのバーミヤンが静岡県内に8店舗しかないことを考えると、「五味八珍」の静岡での影響力の大きさがわかると思います。
五味八珍様様。
これで餃子難民にならずに済みます。
駅直結のビル「静岡パルシェ」の6Fに上がると、開放感のあるつくりの「五味八珍」を発見。
店内に入ろうと進むと、入り口に「2月限定 特選餃子」の立て看板が目に入りました。
なんと期間限定餃子が販売されているではありませんか。
これはラッキーですね。
しかしこの特選餃子はお店では食べられず、お土産専門の冷凍生餃子でした。
今すぐに食べたかったので残念。
気を取り直して店内へ。
餃子とハイボールを注文しました。
しばらく待つと大きなジョッキに注がれたハイボールともやしが添えられた餃子が登場。
餃子12個で490円(税抜き)、メガジョッキに入った角ハイボールが390円(税抜き)と税込み価格にんしても1000円を切るという恐るべきコスパ最高です。
餃子にも完璧な焼き色がついています。
美しいですね。
餃子の真ん中のスペースには定番の茹でもやしが添えてあります。
焼き機ではなくフライパンにやや多めの油を入れてカリッと焼きあげているようです。
縁の部分まで焼けているのは個人的には高めの評価ポイントがつきます。
機械包みなのですが、厚めの皮を使っていて比較的もっちりとした食感があります。
カリッと焼けた皮の中にはキャベツ比率の高い餡が包まれています。
これぞ浜松餃子という感じのキャベツの甘味が強い餃子です。
味付けはあっさり目で素材の味をうまく引き出していますね。
ハイボールともやしのリセット効果もあって12個の餃子があっという間に胃袋の中に消えて行ってしまいます。
後半は五味八珍オリジナルのタレとラー油が用意されていたので、こちらを使ってみました。
ラー油をやや多めにしてピリ辛に仕上げたタレを餃子にたっぷりつけます。
辛味が加わってさらにハイボールに手が伸びる。
このタレをもやしの味付けに使っても美味しかったです。
こうすると単なる箸休め以上に、おつまみとしてもいけますよ。
一時は入る店も見つからず静岡であやうく餃子難民になりかけましたが、五味八珍のおかげでたった1,000円で旨い餃子をつまみにいい感じのほろ酔い状態になれました。
レース結果には若干不満はありますが、良い静岡訪問になりました。
五味八珍の特選餃子もお土産に一箱買ったので、近々特選餃子のレポートもご紹介したいと思います。
五味八珍 静岡パルシェ店 (餃子 / 静岡駅、新静岡駅、日吉町駅)
昼総合点★★★★★ 5.0