東京餃子通信編集長の塚田です。
またまた関西からの餃子情報です。
ここ数年京都に来た際に必ず立ち寄る場所があります。
それは四条河原町にある京都タカシマヤ。
京都タカシマヤには、全国でここでしか手に入らない餃子が売っているのです。
東京餃子通信にも過去に登場していますが、ここ京都タカシマヤの地下飲食料品街には餃子の王将の新業態GYOZA OSHOの支店があります。
餃子の王将の看板も出ていますし、ぱっと見は少し小ぎれいな持ち帰り専門の餃子の王将ですが、実はここでしか買えない餃子があるのです。
それがこの3種類のラインナップ。
以前からあったプレミアム餃子に加えて、海老餃子と九条ねぎ餃子と限定餃子が3種類に増えたのです。
昨年4月にラインナップが増えたのですが、1年たってようやく京都に来ることができました。
私はこのプレミアム餃子の味が忘れられず、毎度ここに立ち寄ってしまうんですよね。
はやく京都以外にも展開してほしいものです。
限定餃子の種類が増えたので「食べくらべセット」なる商品もできていました。
プレミアム餃子、海老餃子、九条ネギ餃子がそれぞれ3個ずつセットになっています。
これはいいですね。
すぐ食べたいので焼きたてのものを購入。
それからお土産用に生餃子も購入しました。
実はこのためにわざわざ保冷バッグも持ってきました。
海老餃子は焼きいたものしか販売していないとのことなので、プレミアム餃子と九条ネギ餃子の生餃子を購入しました。
保存料なども使っていないので、消費期限は販売当日中。
冷凍しても数日内に食べてほしいということです。
このため、通信販売も、現地からの地方発送もできません。
まさにプレミアム餃子シリーズは京都タカシマヤに来なければ買えない餃子なのです。
餃子が温かいうちに食べたいと思ってタカシマヤの外に出たのですが、手軽なところが見つからず鴨川にやってきました。
お弁当を食べている人たちもいたので、ここが丁度良さそう。
というわけで鴨川のほとり餃子タイム。
向かって右からプレミアム餃子、九条ねぎ餃子、海老餃子です。
実物を並べてみると海老餃子がかなり目立ちますね。
そしてどの餃子も焼き加減が絶妙。
焼きムラもなく、良い色に仕上がっています。
まずはプレミアム餃子から。
プレミアム餃子シリーズは、餃子の王将の中では絶滅危惧種になってしまった、手作り餃子です。
店頭でスタッフの方が手際よく包んでいました。
若干冷めてしまっていたのですが、和風の味付けなので美味しくいただけました。
肉も大きめに挽いてあり食感が残っているのも良いんですよね。
そして大葉のさわやかな香りも、この味付けによく合っています。
実は、最近の我が家で作る餃子レシピは、このプレミアム餃子をベンチマークにしていたりします。
続いて九条ネギ餃子。
こちらも手包みのようです。
皮の外側からも、九条ねぎの緑色が透けて見えますね。
九条ねぎが相当量入っているようです。
餡には大きくカットされた九条ねぎがたっぷり。
餃子を口の中に入れるとねぎの香りがぶわっと広がります。
この餡もプレミアム餃子と同様にカツオ出汁などを使って、和風に仕上げています。
ラストは、今回の主役の海老餃子。
おおきな海老が丸ごと一匹入っています。
海老天のようにまっすぐピンと伸びています。
餃子の先っぽの方まで海老が入っているのに驚きます。
かなり大きな海老を使っていますね。
一応野菜餡でくるまれてはいるのですが、圧倒的な海老の存在感。
ぷりぷりの食感、そして海老の甘味。
とても贅沢な餃子です。
これも熱々が食べたかった。
持ち帰った生餃子もすぐに冷凍し、後日改めていただくことにしました。
生餃子の皮の質感もとても良いですよね。
包み方にばらつきがあるのも、手作りらしさが出ていて逆にうれしいくもあります。
自宅ではフライパンを使い、仕上げにはごま油で香りづけをしてカリッと焼いてみました。
熱々で食べるのが目的だったので、撮影は適当にしてさっさといただきます。
箸で持ち上げると、見た目以上の重量感を感じます。
弾力のある皮を活かして、餡はかなり多めに包まれています。
やっぱり焼きたて熱々の状態だと数割増しで美味しくなります。
続いて九条ねぎ餃子。
こちらもみっちり餡が詰まっているのがわかりますね。
熱々で食べたほうが九条ねぎの甘さと香りが際立っている気がします。
ただ一度冷凍してしまったので、生のままで焼けばもっと美味しいのではないかと思いいます。
新作の海老餃子と九条ねぎ餃子を含めて、改めて王将プレミアム餃子シリーズの実力の高さを実感しました。
関係者の皆さんには繰り返しのお願いですが、焼きたてのプレミアム餃子を店内で食べられるお店ができることを期待してますので、よろしくお願いします。