東京餃子通信編集長の塚田です。
BS-TBSで始まった「町中華で飲ろうぜ」に触発された町中華好きな仲間が浅草に集結し「第二回 裏町中華で飲ろうぜ」が開催されました。
私は開始時間に間に合わず3軒目からの参戦でした。
先発組からから告げられた3軒目の店名はなんと「菜苑」。
昨年のちょうど今頃惜しまれつつ閉店した純レバと焼き餃子の名店です。
地域の再開発のため閉店になったと聞いていたので、お店があった場所に来てみると建物はなくなって更地になっていました。
以前「菜苑」があった場所から、千束通商店街を奥に進むことこと数分。
路地を一本入ったところに新生「菜苑」がありました。
「いらっしゃいませ」の暖簾は新しいデザインです。
店名はなんと「ニュー菜苑」。
そして行灯の脇には「長男」と記されています。
長男としての威厳は守りつつ生まれ変わった姿をアピールする、ものすごくお洒落な看板です。
この看板を見ることができただけでテンションが上がりますね。
店内で待ち受ける「チーム裏町中華で飲ろうぜ」のメンバーの合流し瓶ビールで乾杯。
浅草なのでアサヒスーパードライ一択かと思いきや、一番搾りも置いてありました。
つまみは純レバ丼と餃子。
1年ぶりの再会です。
ご飯の上に甘辛く炒めた鶏レバーがたっぷり。
更に長ネギがこれでもかというぐらいにかかっています。
丼ものでありながらも、酒の肴の様相。
こんなにビールが進む丼は他にはないかもしれません。
続いて餃子も焼き上がりました。
焼き加減はやや薄め。
新しいお店の火加減にまだ適応できていないのかもしれません。
モッチリ&しっとりな皮の食感は健在。
餡はこれ以上絞れないというぐらいに水気を絞ったキャベツと練り上げられた豚肉がベース。
ニラとニンニクもしっかりと効いていて、純レバ丼に負けないパンチの強さ。
餃子の味付けはあっさりしているので、酢醤油で味の調整は必要です。
薄めの酢醤油にラー油をたっぷり。
このタレを餃子にたっぷり絡ませていただきます。
これまたビールが進む味わいの餃子ですね。
長男復活に「裏町中華で飲ろうぜ」のメンバーも大感激。
浅草から一度は消えた純レバ丼がこんなに早く食べられるようになったのは本当にうれしいですよね。
ニュー菜苑
東京都台東区浅草4丁目35-1