東京餃子通信編集長の塚田です。
仕事帰りに大井町駅経由で帰ることになったのでちょっと寄り道。
以前、近くを通った時に餃子と書かれたの提灯を見つけて、以来ずっと気になっていたお店を訪問してみました。
場所はゼームス坂とすずらん通りを結ぶ路地。
小さな飲食店が所狭しと並んでいます。
店名は外観からは確認できなかったのですが、食べログ情報によると「何時屋(ナンドキヤ)」という店名の様です。
もつ焼に餃子!!
そしてこの雰囲気。
かなり良さそうですよね。
カウンターのみの6人ぐらいで一杯のお店です。
壁もカウンターもかなり年季が入っている感じ。
まだ早い時間という事もあり、先客は2人。
カウンター越しにご主人にもつ焼きと手作りギョーザを注文。
すると、ご主人から思いがけない言葉が、、、
今、もつ焼きやってないんだよ
え~~~。
もつ焼き屋さんなのにもつ焼きをやってない。
牛串焼ならあるということで、そちらを注文。
目の前にレモンが山積みになっていたので、レモンサワーを注文。
サワー類は一杯300円と、かなりお安めの価格設定です。
この日は立ち仕事だったのでレモンサワーをゴクゴクといただきます。
つかれた体にはクエン酸が必要です。
先に牛串焼きが焼き上がりました。
タレで濃いめの味付けをされていて、お酒が進む感じの牛串焼きです。
串焼きとレモンサワーで餃子の焼き上がりを待ちます。
激狭の店内で、串焼きや餃子を焼いているので、店内の温度もかなり高め。
夏場は汗だくになりそうです。
続いて餃子も焼き上がりました。
一皿4個。
焼き加減はほぼ完ぺき。
焼き色強めの良く焼き気味に仕上がっています。
私好みの焼き色。
焼き面が広くとられているのも良いですよね。
皮はやや薄めの皮を使い、餡もふわっと少な目。
お酒のつまみとしてちょうど良いように、軽めに作られています。
細かく切って水気も絞られたキャベツを使った、昭和の雰囲気を感じさせる懐かしい味わいの餃子です。
ニンニクもしっかりと効いています。
辛味も欲しかったので薄めの酢醤油にラー油をつけていただいてみました。
最近餃子のタレもバリエーションが増えてきましたが、こちらの餃子のような昭和感のある餃子には、やはり酢醤油が良く合います。
軽く餃子で一杯やって、大井町の飲み屋に繰り出すにはちょうど良いお店かもしれません。
そんな訳で私も餃子を完食したらさっとお会計。
長居はせずに、次のお客さんのために早めに席を空けるのが暗黙の了解です。
ちなみに私が帰る間際に入ってきたお客さんは、外国人男性の2人組でした。
新宿の思い出横丁も外国人比率が高いですが、外国人にとっては横丁の酒場は日本文化に触れる場として魅力的なのかもしれないですね。