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恵比寿の隠れ家中華「coyacoya」で焼き餃子【恵比寿】

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 東京餃子通信編集長の塚田です。

最近恵比寿で話題になっている中華料理店「coyacoya」に初訪問。

恵比寿駅からは歩いて10分弱、明治通りを渡ったところにあります。

予約はとっていなかったのですが、ちょっと遅めの時間だったのでダメもとでお店の前まで来てみると、ラッキーなことに一席だけ空いていました。

 

店内はカウンターのみ。

細長いコの字型のカウンターの内側にキッチンがありスキンヘッドの店主さんが手際よく調理を進めています。

この店主さんが話し好きでかなり面白い。

 

とりあえずビールを注文しメニュー選択。

瓶ビールは赤星でした。

 

前菜に選んだのは、細切り干豆腐の皮蛋翡翠ソース。

普段干豆腐は麻辣な感じで食べることが多いのですが、この皮蛋翡翠ソースは驚きの旨さでした。

好みで周りのラー油を干豆腐に絡めながら、辛味を調整していただきます。

スターターとしては抜群ですね。

スキンヘッドの店主さん、只者ではありません。

 

続いて焼き餃子。

サイズは少し小さめの餃子が5つ、雑然と並んでいます。

底面が広くとられた独特の形ですね。

 

三日月形ではなく木の葉の様な形をしています。

 

底面が木の葉型になっているのは包み方にポイントがありました。

 

横から見るとわかりにくいですが、真上から見ると良くわかります。

両サイドの左側にヒダがついていて、それを真ん中の大きなひだで重ねて木の葉の様な形を作っています。

 

中厚でモチモチとした弾力のある皮の中には、豚肉比率高めの餡。

豚肉がかなり粗めにカットされているので肉の存在感が強く、豚肉の旨味もしっかりと感じます。

下味はあまり強くつけず豚肉の旨さで勝負というタイプの餃子です。

 

最初は何もつけずに豚肉の味を楽しみ、2つ目から酢醤油をつける量を少しずつ増やしながら食べるのがオススメです。

 

餃子の途中でビールがなくなったので紹興酒に切り替え。

この雰囲気で中華を食べていると紹興酒を飲みたくなりますよね。

 

そして締めに選んだのは香港風素焼きそば。

隣のグループが食べていたのを見て、とても旨そうだったのでついつい頼んでしまいました。

中国醤油で味付けがされた麺だけの焼きそば。

味付けもシンプルなのですが、そこに山椒のピリッとした痺れる感じと爽やかな香りが加わって、奥の深い風味に仕上がっています。

過度な演出をせずに旨いものを作るという店主さんのスタイルがよく現れていますね。

 

干豆腐、餃子、焼きそばとどれもどれもシンプルなのにとっても奥深い味わいの料理でした。

他の料理にも手を出したかったのですが、一人だったのでこの日はここで打ち止め。

次の機会への楽しみにとっておきたいと思います。

 

人気店なので、予約を取っていくか時間を外していくのがよさそうですね。

 

coyacoya中華料理 / 恵比寿駅広尾駅代官山駅
夜総合点★★★★★ 5.0