東京餃子通信編集長の塚田です。
先日、某番組でも紹介させてもらった「夏目家」の餃子をあらためて家で焼いてみました。
屋外イベントなどで食べたことがあるのですが、自宅で自分で焼くのは今回が初めてです。
お取り寄せ餃子は2か月先まで予約が埋まるほどの大人気です。
今回は和風あん餃子と松坂牛肉汁餃子の2種類を食べ比べてみました。
どちらもきれいな包装紙にくるまれたオシャレなパッケージで、贈り物にも使えそうですね。
まずは和風あん餃子から焼いてみようと思います。
トレイの上に横向きに並んでいました。
この入れ方は珍しいですね。
トレイを重ねたときに立てて並べるよりも割れ欠けを防げるのかもしれませんね。
細かいところですが冷凍餃子を美味しく食べてもらうという工夫が感じられます。
焼き方の説明にしたがって強火で熱したフライパンに冷凍餃子を並べ熱湯を投入。
フタをして蒸し焼きにします。
蒸し時間は短めで1分半。
皮が薄めで、餡にも事前に火を通してあるという独特な製法のため、蒸し時間は短くて良いようです。
お湯が蒸発してきたらごま油を回しかけて焼き色を付けていきます。
完璧な焼き上がり!
今年一番の焼き色かもしれません。
最近は家でお取り寄せ餃子を焼く機会が増えているので、私の焼きのテクニックが上がっている気がします。
夏目家の餃子は底面が平にとれているので焼き目もキレイにつきやすいですね。
皮はかなり薄めで、中の餡が透けて見えます。
薄皮の中にはトロッとした独特の食感の餡が包まれています。
片栗粉を使ってとろみをつけているようです。
味付けも甘めです。
この餡の豚肉、玉ねぎ、キャベツの芯の部分は事前に炒めてから餡に混ぜ込んでいるとのこと。
肉と野菜、そして野菜の種類によって最もおいしくなる加熱時間が異なるため、このような製法になっているらしいです。
またラードを使わずに片栗粉でとろみとジューシーさを出しているため、味は濃いめなのですが、さっぱりした口当たりで何個でも食べられてしまいます。
和風というよりは、春巻きに近い感じというと伝わりやすいのではないでしょうか。
タレをつけずにお酢とカラシをつけて食べたら美味しかったです。
続いて松坂牛肉汁餃子を焼きます。
焼き方は和風あん餃子と同じく。
こちらもキレイに焼けました。
こちらも薄皮ですね。
松坂牛肉肉汁餃子の餡の食感は一般的な餃子の餡に近いです。
キャベツと豚肉と松坂牛の相挽肉が使われている様子。
ニンニクやニラなどの香味野菜もほのかに香ります。
かなりジューシーですし、松坂牛の効果で豚肉だけでは出せない強い旨味が感じられます。
素材の旨味に加えて餡の下味も強めについているのでタレはつけなくても十分です。
こちらも完成度の高い餃子ですね。
作り手のこだわりが感じられる餃子で、自宅ではなかなか作れないタイプの餃子なのでわざわざお取り寄せする価値はありますね。
この独特な食感と味付けにハマる人も多いのではないでしょうか。
2か月待ちにはなりますが、気になった方は購入してみてください。