東京餃子通信編集長の塚田です。
ミシュラン一つ星のフレンチシェフが作った餃子がお取り寄せできるというタレコミ情報を入手したので早速お取り寄せをしてみました。
そのシェフというのは京都のRestaurant MOTOIの前田元さん。
前田シェフは、中国料理のシェフの経験もあるとのこと。
kyoto-motoi.com
毎日、長時間の仕事で娘さんとゆっくり会えない中で、なんとか娘さんに笑顔が見たいと、娘さんの大好物である餃子を作ったそうです。
それがモトイシェフのパパ餃子。
もちろんフレンチのRestaurant MOTOIのメニューとしては出されておらず、お取り寄せか事前予約をして冷凍餃子のお持ち帰りができるそうです。
冷凍餃子が真空パックで送られてきました。
冷凍餃子を手に取ると餃子の皮がかなりしっかりしているのが分かります。
包み方もちょっと変わっていますね。
皮が厚めなので熱湯を投入して蓋をして中火で8~10分蒸し焼きにします。
仕上げはお湯を完全に蒸発させて焼き色を付けます。
今回もいい感じの焼き色に仕上がりました。
ちょっと油を多めに使ったのが良かったかもしれません。
餃子はやや小ぶりなサイズ。
皮が厚手なので焼き面はカリッとした固めの仕上がりになります。
ゆっくり蒸し焼きにしたのでヒダの部分までモチモチになってますね。
見た目でも皮の弾力の強さが感じられるのではないでしょうか?
カリッとモチっとした食感の皮からは小麦の美味しさが感じられます。
餡には柔らかめの食感。
豚肉とキャベツがベースとなって隠し味にパクチーを少し入れているのだとか。
一方でニンニクは使っていないそうです。
そして大きめの海老が餡の真ん中に入っています。
プリっとした食感が皮の強めの食感とのバランスを調整してくれています。
子供でも食べられるように香味野菜やスパイスは控えめにしてあるので、大人にはお好みで酢醤油に豆板醤を混ぜてタレにすることが勧められていました。
豆板醤の辛味と旨味が追加されてお酒が欲しくなる風味に味変。
この餃子は色々な楽しみ方ができますね。
シンプルですがなかなか家庭では作れない餃子に大満足。
子供も大人も誰でも幅広く楽しめる餃子だと思います。
フレンチシェフが本気で作った餃子というのは中々食べられないと思いますので、皆さんも是非食べてみたください。