東京餃子通信編集長の塚田です。
先日オープンした虎ノ門横丁にようやく初訪問をしてきました。
日比谷線虎ノ門ヒルズ駅も初めて下車。
地下通路を歩いて虎ノ門ヒルズに入り3階に上がります。
「虎ノ門横丁」には26店舗の個性あふれる飲食店が集結しています。
厳戒なコロナ対策が施されたゲートを通過し中に進むと、横丁内はかなりにぎわっていました。
仕事帰りに美味しいものを食べながらちょっと飲みたいというニーズには合っていそう。
26店舗の中にはファイヤーホール4000や赤坂離宮、Ryokyu Chinese Stand TAMAなど中華で飲れる店がたくさんあって通ってしまいそうです。
いつも餃子コラムでお世話になっているモランボンさんもコリアン居酒屋「ジャン」を出店されてました。
席が空いてたので軽く一杯。
ファンテチェムッチム(干しだらのピリ辛ヤンニョム和え)。
少し辛味もあってお酒が進みます。
そしてチュッユとチャルラ。
ユッチュというのは茹で豚で皮もついているのがポイント。
チャルラは茹でた牛すじ・ハチノスです。
ともにヤンニョム(辛みそ)をつけて食べます。
続いて虎ノ門PAIRON。
PAIRONは飯田橋にある餃子の超人気店です。
私も長年通っているお店です。
さすがの人気っぷりで店内のイートインスペースは予約で満席でした。
テイクアウトはできるという事なので餃子とつまみを注文し、近くのテイクアウトスペースでいただくことにしました。
まずは干し豆腐のサラダ。
これ好きなんですよね。
ビールを買い忘れたと思い見回すと「虎ノ門ブルワリー」というクラフトビールのお店を発見。
テイクアウトもOKということなので、こちらでビールを購入することにしました。
虎ノ門ブルワリーはSUMMAIという台湾のクラフトビールを扱うお店です。
通常グラスで600円はクラフトビールという事を考えると結構リーズナブルです。
PAIRONも台湾風の味付けをした料理が多いのでちょうど良かったです。
こんな組み合わせができるのも「虎ノ門横丁」の魅力ですね。
一杯目はライIPAを注文。
ジョッキもかわいらしいですね。
ライというのはライ麦を使っているという事でしょうか?
ビールにそこまで詳しくないので、ご存知の方は教えてください。
苦みはそれほど強くないですが、ホップの爽やかな香りが良い感じ。
香りの強いパイロン餃子と一緒に食べてみました。
パイロン餃子はモッチリした皮とほぼ豚肉で構成されているジューシーな餡。
そして隠し味というか前面にでてきているシナモン等の香辛料の香りが特徴。
他では食べられない餃子です。
ホップの香りとシナモンの相性が良かったです。
ビールがあっという間に消えていきました。
もう一度「虎ノ門ブルワリー」に戻ってお替りを。
次は「サンショウカムクアットエール」を指名。
後で調べたらSUMMAIとCOEDOとのコラボレーションで生まれたビールらしいですね。
薄い金色のとても美しい色をしたビールです。
全体的にはフルーティな味わいで、そこにほのかに山椒が香ります。
物凄く爽やかなビール。
これからの暑くなる季節には最適なビールですね。
こちらは熱々に揚げられた宝餃子を合わせてみました。
宝餃子もPAIRONでの人気餃子の一つ。
厚皮の小籠包を揚げたような餃子で、中が熱々なので注意が必要です。
ハフハフ言いながら宝餃子を食べて、爽やかなビールでリセット。
これも素晴らしい組み合わせでした。
今回は26店舗中3店舗しか立ち寄れませんでしたが、「虎ノ門横丁」は何度通っても楽しめそうな気がします。
次回はファイヤーホール4000やRyokyu Chinese Stand TAMAあたりを食べ歩いてみたいですね。