東京餃子通信編集長の塚田です。
今年の3月に岐阜の超人気餃子専門店「岐州」に行ってきたのですが、タイミングを逸してレポート記事を書けていませんでした。
Go Toキャンペーンも始まり、美味しいものを食べに移動をすることも徐々にできるようになってきたとは思うので、遅ればせながらレポートをしてみたいと思います。
ちなみに、今回が岐阜駅に来るのは人生で初めてです。
名古屋駅から岐阜駅まではJRでも名鉄でも30分程度。
東京と横浜、大阪と神戸ぐらいの距離感なので、名古屋まできたらほんのちょっと足を延ばす程度の感覚で来ることができますね。
餃子専門店「岐州」は、駅前の飲み屋街の一角にあります。
開店は17時半なのですが開店2時間前には並び始めた方が良いというアドバイスをもらっていたので15時頃に店の前に来てみるとすでに先客が3名。
恐るべし「岐州」の人気っぷり。
3月とは言えこの日はかなり寒かったのでもう少し行列ができるまでは暖かいところにいようと近くの喫茶店で時間をつぶすことに。
16時前にもどってくると10人ぐらいの行列に伸びていたので、ここから行列に参加することにしました。
開店30分前ぐらいに店員さんが中から出てきて行列を整理しながら餃子の注文を取っていきます。
餃子に関しては売り切れ御免とのことで、追加オーダーはほぼできないらしいです。
一人だったのですが2人前を注文することにしました。
飲み物はキリンラガーの中瓶を注文。
17時半になり年季のはいった暖簾がお店の入り口にようやく開店!
先に並んでいた方からどんどんお店に入っていきます。
私は、一回転目には店内に入ることができなかったので、注文してから店内に入るまでにはさらに1時間ぐらいはかかりました。
結局待ち時間は2時間ぐらいでした。
その間にもどんどんと行列が伸びていき、18時前にはこの日の餃子は完売となりました。
日によっては開店前に売り切れることもあるらしいです。
1日に作れる量が100人分ぐらいとかなり限られているため、この激戦状態になっているようです。
待っている間に厨房を覗いてみると、どんどん餃子を焼いている様子が見えました。
並んでいる間にも餃子への期待値がどんどん上がっていきます。
18時過ぎになりようやくお店の中に入ることができました。
お店の奥の壁一面、そしてトイレのドアにサイン色紙がびっしりと貼られています。
席について注文をしていた瓶ビールで一人乾杯。
身体は長時間の行列で冷え切ってましたが、それでもビールは旨い!
餃子はすぐには来ないようだったので大根ときゅうりのピリ辛漬けと、
炙りチャーシューを注文。
このチャーシューがトロトロで香ばしくて絶品。
餃子を待たずしてビールがなくなってしまい、慌ててもう一本追加。
しばらくして餃子が運ばれてきました。
2皿注文していたのですが、とりあえず1皿だけ先に焼けたとのことで運ばれてきました。
2回に分けて出てきてくれた方が熱々の餃子が楽しめるので、こちらとしては嬉しいところですね。
店員さんからは「最初は何もつけないで食べてください」と勧められます。
餃子の形も変わってますが、付け合わせんに紅生姜がついてくるってのも良いですね。
私も以前から餃子と紅生姜はよく合うと思っているのですが、この組み合わせで出してくれるお店は意外と少ないです。
木の葉包みの細かいヒダとぷっくりとした独特な形状です。
サイズはかなり小さめでひとくちでパクリといけるぐらいです。
ここで3人前注文しなかったことを後悔しますが、追加注文はできないのであきらめて一つ一つしっかりと味わうことにしました。
焼き加減もカリッとしていていい感じに仕上がっていました。
手作りの皮がモッチリとしていて焼き面はサクサクです。
店員さんのアドバイスに従って何もつけづにそのまま餃子を頬張ると、熱々の肉汁がビューッと飛び出してきました。
肉汁をかなりの距離飛ばしてしましまして、向かいの席に誰もいなかったのは不幸中の幸いでした。
2個目の餃子を使ってあらためて肉汁を確認。
モチモチの皮を箸で破ると中からは肉汁があふれ出てきます。
小籠包のような感じで皮の中に餡と一緒にスープを閉じ込めている様子です。
餡の具材は豚肉がたっぷり。
肉汁はすごいのですが脂っこさはあまり感じません。
味付けもしっかしとしていて完成度の高い餃子でした。
これはタレなしで十分です。
箸休め用の紅生姜を餃子と一緒に食べてみました。
紅生姜が良いアクセントになっていてかなり行けます。
この食べ方はお勧めしたいです。
テーブルにあった調合済みのタレにラー油と辛みそを足して餃子のタレも作ってみました。
ラー油に香辛料がたっぷり使われていて美味しいですね。
タレをつけて味変させるのもとても良かったです。
タレを付けたら白飯を食べたくなりますね。
後から運ばれてきた二皿目の餃子もあっという間に胃袋の中に消えていきました。
岐州の餃子を十分に堪能できたので、外で大行列をしている次のお客さんのために早めに席を空けることにしました。
2時間以上待ってお店での滞在時間は30分弱だったと思います。
某テーマパークのアトラクションのような体験でした。
美味しい餃子のためなら、いくらでも並ぶ覚悟があるという方は是非訪問してみてくださいね。