東京餃子通信編集長の塚田です。
築地に行ったついでに近くで食事をしようと中華屋さんを探していたところ、新富町の駅の近くに良さそうなお店を見つけました。
オフィスビルの地下にある築地「やよい軒」。
チェーン店のやよい軒とは別のお店です。
階段を下りていくと暖簾のかかった入口があります。
店内は昭和にタイムスリップしたような雰囲気で奥には小上がりもあります。
ここでショッキングな事実に気づきます。
なんとランチタイムには餃子がありません、、、
事前確認を怠ったことを反省しますが、せっかく来たの店名のついた「やよい丼」を注文することにしました。
ものの数分でやよい丼が運ばれて来ました。早い!
高菜と豚肉のピリ辛炒めがご飯の上にどっさりと盛られています。
これがやよい丼。
この高菜炒めが麺にのっていればやよい麺になるようですね。
高菜のシャキシャキした歯ごたえと、ピリ辛に仕上げた感じが絶妙です。
汁だくでしっかり味が染みたご飯も旨い。
餃子は食べられませんでしたが大満足のランチでした。
やよい丼が旨かったので餃子も旨いはず、という事で夜にあらためて訪問してみました。
よるのメニューはおつまみメニューなど餃子以外も豊富です。
先客も皆さん思い思いに飲ってました。
餃子と瓶ビールを注文。
焼売も頼もうと思ったのですが、残念ながら品切れでした。
お腹が減っていたのでかた焼きそばも注文。
9時ちょっと前にお店に入ったのでこれでラストオーダー。
瓶ビールはクラシックラガーの大瓶。
これはセンスのあるセレクションですね。
「633は大人の義務教育」というわけで、苦みが効いたビールでのどを洗浄。
お通しには肉みそのかかった冷奴を出してくれました。
この肉みそが美味。
これは全部豆腐で使わずに、餃子のためにも取っておこうと思います。
続いて焼き餃子が登場。
6個で550円なので町中華にしてはやや高めの価格設定です。
カリッと良い感じに焼けています。
皮は中厚でひだは少な目。
餡はみっちりと詰まっていて食べ応えがありそうな餃子です。
餡は豚肉比率高めでジューシー。
これは550円でも納得ですね。
ニラとニンニクがしっかりと効いています。
ちょっと濃いめに設定した酢醤油をつけて食べるのがちょうど良さそうです。
ここで先ほど残しておいたお通しの肉みそに餃子を投入。
皮にたっぷりと肉みそを絡めて一口で頬張ります。
普通に食べても旨いですが、肉みそとの相性も抜群。
ビールをお替りしたくなりましたが残念ながらラストオーダー後。
締めに登場したのはかた焼きそば。
麺の上に野菜や肉をたっぷり使ったあんが掛かっています。
やよい軒で使っている面は極太なのでかた焼きそばの揚げ麺も極太。
これがカチカチに硬くてあんが掛かったぐらいでは柔らかくなりません。
大量のプレッツェルを食べているような気分。
ドイツではプレッツェルとビールの組み合わせはよく見かけるのでおつまみとして考えると優秀なのかもしれませんね。
硬さには驚きましたが味には満足しました。
やっぱり飲める町中華店の存在というのはありがたいですね。
やよい軒は一人前の量が多いので、じっくり飲るには2~3人同行者がいた方がよさそうな感じではありました。
次回はやよい丼のアタマを肴にビールを飲みたいですね。