東京餃子通信編集長の塚田です。
高円寺に来る機会があったので軽く呑んで帰ろうと近隣の情報を探ってみると餃子専門を掲げた居酒屋「柳亭」を発見しました。
公式ページによると2003年創業。
建物がかなり古くて老舗店の様な雰囲気を醸し出しています。
今では高円寺にも餃子推しの店が増えてきましたが、その中ではかなり古い方になると思います。
表のメニューには餃子へのこだわりが記載されています。
- 皮から全て手作り
- 国産野菜試用
- 化学調味料、添加物不使用
とあります。
餃子の調理方法も、焼き、ゆで、スープ餃子から選べます。
店内はカウンターのみのこじんまりした作り。
とりあえず瓶ビール。
銘柄はクラシックラガーの中瓶でした。
グラスには「まっすぐ帰れるわけがない」とのコピーが。
その通り!高円寺まで来てまっすぐ帰れるわけがないのです。
お通しには茹でトウモロコシ。
自家製マカロニサラダも注文。
トウモロコシとマカロニサラダで餃子が焼き上がるのを待ちます。
追加でマグロのブツも頼んでしまいました。
10分ほどして餃子が焼き上がりました。
キレイなきつね色に焼けてますね。
焼き面はサクッとした軽めの食感です。
皮はやや柔らかめで厚さは中厚。
柔らかめの皮でふんわりと餡を包み込んでいます。
餡は豚肉と野菜のバランスが取れたタイプ。
野菜は白菜、キャベツ、たまねぎ、ニラ、生姜、ニンニクが使われていて、全て国産品とのことです。
ジューシーではあるのですがラードを使っていないので脂っぽさは感じません。
餡の下味も強めなのでタレなしでも良いのですが薄めの酢醤油にラー油を多めにいれて辛味を足して食べてみました。
ちょっと辛味があるとビールが進むんですよね。
旨い餃子とちょっとしたおつまみが楽しめる使い勝手の良い居酒屋でした。
こういうスタイルの餃子店は最近増えてきてますが、餃子作りにここまで手間をかけているお店は珍しいので、この「柳亭」のようなお店は貴重な存在ですよね。
また高円寺に来たときに立ち寄って、今度はスープ餃子を食べてみたいと思います。