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大阪餃子通信〈'20年9月 Part3〉京の創作餃子の最先端と言える「兎屋」【京都 祇園】

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大阪餃子通信の現地特派員のミスターOGZです。

新店レポート(京都編)です。

今月は新店を大阪→兵庫→京都と巡回して参りましたが、今回はその最終回です!

訪れたのは京都祇園に9/10 オープンした「兎屋」です。

正に京都らしい町屋の風景にある一軒です。

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元々は芸妓さんのお住い兼バーだったらしいです。

外観、そして内装、シンプルを極めてます。

内装はカウンター、椅子、そして天井まで吉野杉を分断に使っています。

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二階には個室も二部屋あります。

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さて、こちらのお店で頂くのは、ナチュールワイン、そして各種餃子…

水、焼、揚があります。

更には3000円のコースで、その日の食材を用いたお任せ餃子もありますが、単品で水・焼・揚(各800円)をそれぞれ注文しました。

店長さんが、お品書きを丁寧に説明して下さいました。

木箱に入ったその日の贅沢な食材には魅了されました。

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まずは、餃子の皮で作ったグリッシーニがお通しで出てきました。

陶芸作家の濱中史朗さんの食器に実に美しく盛られた三種のスパイス、そしてハチミツ、のっけからカウンターパンチを喰らいました。

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次に水餃子が運ばれて来ました。

餃子には台湾のスパイスのマーガオが振られています。

タレは九州の甘醤油、サーチャージャンをベースに刻み葱が入っており、淡白で上品な味わいの水餃子に上手く旨味を加えています。

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次に焼餃子、未だ発展途上段階だという餃子は皮にワンタンの皮を用いています。

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ニンニクは入っていませんが芳醇な肉汁の餡は、京都の千鳥酢に白胡椒を加えたタレに実に合います。

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この餃子は小振りながら、白ご飯が欲しくなります。

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最後に揚餃子。

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目の前に出される寸前に青柚子を下ろし振り掛けて下さいます。

柚子の良い香りが目の前に広がります。

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揚餃子の皮はまるで湯葉を揚げた様な独特の食感があり、時間を置き少し油が回っても、その美味しさは低下しない味付けがされています。

揚餃子はナチュールワインに一番相性が良いですね。

料理、接客、外観、内装、食器と全てに於いて五つ星のレベルのお店で久々に感動しました。

店長やスタッフの方々との談笑を終えて、外に出ると、もう真っ暗で涼しく、秋の気配を感じられました。

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